JCB CARD Biz(一般)は、起業したばかりの経営者におすすめの法人カードです。
・社員10人以下の中小企業
・個人事業主
上記に当てはまる経営者をターゲットに作られています。
そのため申請時に決算書などの提出は不要。個人事業主でも審査が通りやすいという特徴があります。
カード名 | JCB CARD Biz(一般) |
---|---|
デザイン | |
評価 | |
対象 | 個人事業主 法人代表者 |
年会費 | 初年度無料 1,375円(税込み) |
限度額 | 10万~100万円 |
ポイント還元率 | 0.50%~3.75% |
ポイント還元率 UP方法 |
▼JCB ORIGINAL SERIESパートナー スターバックス:10倍 Amazon.com.jp:3倍 ガソリンスタンド:2倍▼海外での利用 海外利用:2倍 |
マイル還元率 | 2.25% |
従業員カード | なし |
ETCカード | 1枚まで 年会費:無料 |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
分割払い・リボ払い | 可能 |
締め・支払い日 | 締め日:毎月15日 支払日:翌月10日(土・日・祝日は翌営業日) |
- 審査の必要書類が少なくて楽
- 分割払いに対応!資金繰りを改善できる
- クラウド会計ソフトと連携して経理管理の簡略化が可能
- 追加カードは発行できない
- 限度額が最大100万円までと低い
- ポイント還元率が0.5%と低い
JCB CARD Biz(一般)の審査基準や利用する経営者からの評判・口コミ、メリットデメリットについて詳しく解説していきます。
\個人事業主でも審査可能!/
JCB CARD Biz(一般)
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JCB CARD Bizの審査基準について
JCB CARD Biz(一般)は法人カードの中でも審査に必要な書類なども少なく、決算書不要でもお申込みいただけます。
そのため審査基準は他社の法人カード比較して通りやすい傾向にあります。
JCB Card Biz(一般)の審査基準や審査の際に必要な提出書類について詳しく解説していきます。
審査の対象は「個人事業主」と「法人代表者」
JCB Card Biz(一般)の審査対象は個人事業主と法人代表者です。
副業やフリーランスの方であってもお申込みが可能。
法人でなければ申込みできない法人カードも多々ある中、個人事業主でもOKなのはありがたいポイントです。
決算書などの提出不要で審査が可能
JCB CARD Biz(一般)は決算書が不要で申請が可能です。
「現在事項全部証明書」や「履歴事項全部証明書」なども必要ありません。
個人事業主・法人問わず、申請時に必要な書類は本人確認書類のみ。
▼申請に利用できる本人確認書類一覧
- 運転免許証
- パスポート
- 在留カードか特別永住者証明書等
- マイナンバー
- 住民票の写し
- 各種健康保険証
審査でチェックされる可能性の高い3つのポイント
JCB CARD Biz(一般)の明確な審査基準は機密事項なので、公開されておりません。
たとえカード会社の社員であっても、自社の審査基準は一切知りません。
しかしJCB CARD Bizの公式サイト内に法人カードの審査基準について明記されておりましたので記載します。
審査基準のチェックされやすいポイントは以下の3つ。
- 経営実績
- 財務状況
- 経営者の審査情報
それぞれ紹介します。
経営実績
長年にわたって存続し活動してきた会社には、それなりの社会的信用が生まれます。つまり、経営実績の長さは会社の信用に直結し、クレジットカードの審査にも影響すると誰もが考えます。そのため、設立から間もない会社では、「実績が短いから、審査に通りにくいのでは?」と心配するかもしれません。
しかし、設立から間もない会社だから審査が不利になる・通らないとは言いきれないようです。実際に、設立から1年以内でも、法人用のクレジットカードが発行された例は多数あります。
引用:JCB 法人カードのお役立ち情報
JCBによると、会社の設立から現在までの期間の長さで審査落ちするなどの明確な基準はないようです。
設立から1年以内でも法人カードの審査が通ったとの声も多数あるので、起業して間もない方も積極的に申請しても問題ありません。
財務状況
順調に黒字決算を続けていれば支払い能力に問題ないと考えられるため、審査では企業としての財務状況もチェックされます。もちろん、赤字より黒字が好ましいのは当然ですが、「赤字続きだから審査に通らない」という単純な話にはなりません。
なお、法人格を持たない個人事業主の場合、クレジットカードの申し込みの際に、登記簿謄本などを提出する必要はありません。事業規模が大きくないこともあって、事業主自身の信用情報が重視される傾向が強いようです。
引用:JCB 法人カードのお役立ち情報
現状が黒字、赤字なのかだけで審査をしているわけではありません。
そのためJCB CARD Biz(一般)は決算書不要で申請が可能です。
また個人事業主の場合、事業の状況ではなく、申込者自身の信用情報が重視される傾向があります。
クレジットカードの支払い忘れなどには十分な注意が必要です。
経営者の審査情報
法人用のクレジットカードの審査であっても、経営者自身の信用情報はかなりのウエイトで審査に影響を及ぼすといわれます。個人事業主の場合はなおさらでしょう。これは裏を返せば、経営者自身の信用情報が健全であれば、審査に通る可能性が十分にあるということでもあります。
クレジットカードを使った取引は、担保も保証人もない「信用取引」です。それだけに、会社の信用、ひいては経営者自身の信用というものが、大いに関係するのです。
引用:JCB 法人カードのお役立ち情報
法人であっても会社の経営状況が悪かった場合であっても、経営者自身のクレヒスが良好であれば審査にと売る可能性は十分にあります。
法人カードの審査に通るポイントとして、申込者自身の信用情報をホワイトにすることを心がけることが大切です。
JCB CARD Bizを利用する経営者からの口コミ・評判
「写真のイメージよりも高級感があって好き」
JCB CARD Biz、写真よりも表面のラメ加工含めて高級感あって好きかも。JCBプラチナ… pic.twitter.com/mt3hHRowW6
— クレジットカードナビ|クレカ情報発信中 (@cre_ca_navi) December 11, 2022
想像していたよりも高級感があって好きという口コミがありました。
ポストのJCBカードはステータス的には一般カードですが、重厚感があって高ランクカードのような雰囲気があります。
「JCB CARD Bizの限度額が10万で良いのに100万だった」
限度額凄い!
自分は50万円でした😣— 子猫752 (@fYpkHX7wHE5oYmG) May 28, 2022
カードの利用上限額が「100万円」、「50万円」だったとの口コミがありました。
JCB CARD Biz(一般)の上限額は※10万円~100万円と他社のカードと比較すると多少劣りますが、使い方によっては十分なショッピング利用額上限です。
※利用者によって異なる
最大限度額100万円は少ないという方は他社の法人カードをおすすめします。
JCB CARD Biz(一般)と他社の法人カードの限度額比較についてはこちらからご確認ください。
「審査が5分で完了した」
JCB CARD Bizは、あっさりと5分で審査完了して書類郵送待ちになりました。JCBは個人のサブカードとして10年の履歴があるので、審査が通り易い?かも。メインカードのOMC(セディナ)は20年以上の履歴がありますが、ビジネスカードは発行していません。いずれも個人クレヒスは遅滞等一切無いです。
— kan573 (@kan573) August 27, 2021
他社の法人カード審査では決算書がないと作れないと申請を断られることが多い状況の中、JCB CARD Bizはあっさりと5分で審査が完了したとの口コミです。
あくまで憶測ではありますが、個人カードとしてJCBカードを利用していた経歴がある方は審査が通りやすい可能性は十分にありそうです。
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JCB CARD Bizを利用するメリット
JCB CARD Bizを利用するメリットは以下の3つです。
- 審査に必要な書類が少なく簡単に申し込める
- 分割払いに対応!資金繰りを改善できる
- クラウド会計ソフトと連携して経理管理の簡略化が可能
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
審査に必要な書類が少なく簡単に申し込める
JCB CARD Biz (一般)の申込時に必要な書類は個人事業主・法人問わず、「本人確認書」のみです。
そのため煩わしい準備は一切不要で申請できます。
スタートアップ(創業期)の経営者は何かと多忙なので、かなりありがたい。
他社の法人カード作成時には、決算書や登記事項証明書などの提出が必要になる場合もあります。
分割払い・リボ払いに対応!資金繰りを改善できる
JCB CARD Biz (一般)は分割払い・リボ払いに対応しております。
分割払いができるので、大きな出費があった場合であっても毎月少額ずつ支払えるので資金繰りの改善が見込めます。
分割払いに対応している法人カードは極めて少ないので、JCB CARD Bizの希少価値の高さが伺えます。
また、オリコの法人カード「EX Gold for Biz」も分割払いに対応していますので、それぞれ比較しました。
カード名 | JCB CARD Biz(一般) | オリコ EX Gold for Biz |
---|---|---|
デザイン | ||
対象 | 個人事業主 法人代表者 |
個人事業主:EX Gold for Biz S 法人代表者:EX Gold for Biz M |
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:1,375円(税込み) |
初年度:無料 2年目以降:2,200円(税込み) |
還元率 | 0.50%~3.75% | 0.60%~1.20% |
限度額 | 10万円~100万円 | 10万円~300万円 |
追加カード | なし | 最大3枚 (1枚目と合計で4枚取得可能) |
ETCカード | 1枚まで | EX Gold for Biz S:1枚まで EX Gold for Biz M:最大4枚 |
空港ラウンジ | 利用不可 | 利用可能 |
JCB CARD for Bizは空港ラウンジの利用サービス付帯はありませんが、EX Gold for Bizの利用者はラウンジが無料で使用できます。
また従業員用の追加カードもEX Gold for Bizでは最大3枚追加で発行することが可能です。
どちらのカードも支払い方法で後払いができるので、検討してみてはいかがでしょうか。
オリコの法人カード「EX Gold for Biz」についてはこちらからご確認ください。
クラウド会計ソフトと連携して経理管理の簡略化が可能
JCB CARD Biz(一般)を利用することで、会計処理業務を大幅に効率化することができます。
弥生、freee会計、ソリマチ会計などのクラウド会計ソフトと連携できるので、会計処理の自動化が可能。
手入力での作業が減るので経理業務の簡略化が見込めます。
- キャッシュフローの明確化
- 私的利用との区別が付けやすい
などのメリットもあり、確定申告や決算書作成もかなり楽になるのでおすすめです。
JCB CARD Biz(一般)を利用するデメリット
JCB CARD Biz(一般)を利用するデメリットは以下の3つです。
- 追加カードは発行できない
- 限度額が最大100万円までと低い
- ポイント還元率が0.5%と低い
それぞれデメリットについて詳しく解説していきます。
追加カードは発行できない
JCB CARD for Biz(一般)では、従業員用の追加カードは発行できません。
経営陣に追加カードを渡して経理管理を簡略化させたい方は、追加カードが発行できる法人カードの利用をおすすめします。
おすすめできる追加カード有りの法人カード一覧は以下の通りです。
法人カード名 | 追加カード 発行枚数 |
詳細 |
---|---|---|
マネーフォワードビジネスカード | 無制限 | 詳しく見る |
UPSIDER | 無制限 | 詳しく見る |
GMOあおぞらネット銀行 ビジネスデビットカード |
最大9998枚 | 詳しく見る |
FASIOビジネスカード | 最大3枚 | 詳しく見る |
オリコEX Gold for Biz | 最大3枚 | 詳しく見る |
法人カードの中には追加カードを枚数無制限で発行できるものもあります。
上記の中でも特におすすめは「マネーフォワードビジネスカード」。
- 年会費初年度無料(2年目以降は1,100円)
- 追加カード無制限
- ポイント還元率1.0%~3.0%
とおすすめできるポイントが多いです。
是非検討してみてはいかがでしょうか。
限度額が10万円~100万円と他社カードと比較して低い
JCB CARD for Biz(一般)の利用限度額は10万円~100万円と低いのがデメリットです。
他社の法人カード限度額と比較してみましょう。
カード名 | 最大限度額 |
---|---|
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード | 審査基準によって異なる |
UPSIDER | 10億円 |
三井住友カード ビジネスオーナーズ | 500万円 |
ライフカードビジネスライトプラス | 500万円 |
EX Gold for Biz S/M | 300万円 |
JCB CARD Biz(一般) | 10万~100万円 |
法人カードの中には、「UPSIDER」のように年会費永久無料で上限額が10億円という規格外の最強カードもあるので検討してみてはいかがでしょうか。
ポイント還元率が0.5%とそれほど高くない
JCB CARD for Biz(一般)のポイント還元率は0.5%とそれほど高くないのが欠点です。
ただしJCB CARD for Bizでは毎月の経費や出張費で自動的に貯まる「Oki Dokiポイント」がお得。
- 1000円(税込み)=1ポイント
- 優待店での利用でポイント最大30倍
などの嬉しい制度があります。
優待店やポイント制度について詳しくは「JCB ORIGINAL SERIES公式サイト」からご確認ください。
まとめ
JCB CARD for Bizは個人事業主・法人問わず審査が通りやすい法人カードの1つです。
- 審査に必要な書類が少なく簡単に申し込める
- 分割払いに対応!資金繰りを改善できる
- クラウド会計ソフトと連携して経理管理の簡略化が可能
法人カードとしては珍しい分割払いにも対応しているので、起業して間もないすべての経営者におすすめ。
資金繰りや経理管理を改善できる優良カードとして利用してみてはいかがでしょうか。
\個人事業主でも審査可能!/
JCB CARD Biz(一般)
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