売掛債権が少額でもファクタリングで現金化できます。
この記事では個人事業主や小規模事業者でも利用できる、少額OKのファクタリング会社を紹介します。
しかし、正直に申し上げて少額のファクタリングはあまりおすすめできません。
その理由は、融資で受け取れる金額がかなり少なくなってしまうから。
さらに即日融資を受け取るコツや、融資の選択肢としてビジネスローンについても解説。
希望に合った条件の業者選びに、ぜひご活用ください。
少額・即日OK!個人事業主・法人向けのファクタリング会社3選
法人・個人事業主に関わらず、少額の売掛債権が発生することはあるでしょう。
資金難でどうしてもファクタリングしたい場合のために、10万円から利用できるファクタリング会社を3つ紹介します。
- ①フリーナンス
- ②OLTA
- ③MSFJ
上記3つの中でも、おすすめはフリーナンスです。
個人事業主に特化したファクタリングサービスを提供しています。
さっそく3社について詳しく紹介していきましょう。
フリーナンス
手数料は3%~としており、無料で会員登録・利用することができます。
フリーランス・個人事業主は登録しておくと、もしもの「事故」の際に保険を活用することも可能です。
ファクタリングだけではなく、保険という安心のサービスを利用することができます。
フリーランスは必見のサービスと言えるでしょう。
OLTA
すべてインターネットから手続きを行うことができ、来店・面談は不要になります。
独自のAIスコアリングによって審査を行うため、最短即日ないし翌日には現金化することが可能です。
法人はもちろん、個人事業主でも10万円以下から利用できます。
まずは気軽に相談から行ってみましょう。
MSFJ
資本金900万円と基盤がしっかりとしており「乗り換え専用ファクタリング」「フリーランス専用ファクタリング」など、様々な特徴のあるサービスを提供しています。審査通過率93%以上と高い数字を出しており、利用できる可能性が高い会社です。
インターネットから利用できるため、来店不要で利用できます。
まずは無料でできる相談をしてみましょう。あなたに合ったサービスを提供してくれます。
少額のファクタリングで即日融資を受け取るコツ
ここでは一刻も早く現金化したい人に、少額のファクタリングで即日融資を受け取るコツを解説します。
即日融資を受け取るコツは以下の3点です。
- 午前中に申し込む
- 必要書類を事前に準備しておく
- 2社間ファクタリングを申し込む
それぞれ詳しく見ていきましょう。
午前中に申し込む
即日での融資を受け取るには、午前中に申し込むことが重要です。
申し込み後に、審査、入金処理という流れで手順が進みます。
夕方などに申し込みをすると、処理が翌営業日に持ち越される可能性が高まります。
即日融資を希望の場合は、可能な限り午前中に申し込むようにしましょう。
必要書類を事前に準備しておく
ファクタリングの申し込みや審査に必要となる書類を、事前に準備しておくことで処理がスムーズになり、即日融資の可能性が高まります。
申し込み時点では、以下のような書類が必用となります。
- 決算書
- 売掛債権(請求書)
- 納税証明書
- 通帳コピ
バタバタと準備することで、書類の不備が生じて余計な時間がかかってしまうことも。
できるかぎり事前に必要書類を準備してから申し込みましょう。
申し込み手順から、必用書類については以下の記事で詳しく解説しています。
2社間ファクタリングを申し込む
即日での融資を希望する場合は、2社間ファクタリングを申し込みましょう。
ファクタリングには、「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」があります。
「利用者(あなた)」「ファクタリング会社」の2社で契約を締結。
売掛先には通知されない。
◆3社間ファクタリングとは・・・
「利用者(あなた)」「ファクタリング会社」「売掛先」の3社で契約を締結。
売掛先からの承諾が必用となる。
3社間ファクタリングの場合、売掛先からの承諾が必用となる分時間がかかります。
即日での融資を受け取るためには、必ず2社間ファクタリングを選択しましょう。
少額ファクタリングがおすすめできない理由
少額ファクタリングはおすすめできません。
その理由は、受け取れる額が少なくなるからです。
具体的な例を用いて、3つの理由を紹介します。
- ① 受け取れる額が少なくなる
- ② 登記費用がかかる
- ③ 買取NGの可能性
詳しく見ていきましょう。
受け取れる額が少なくなる
1つ目の理由は、受け取れる額が少なくなるという点です。
ファクタリングでは手数料がかかります。
また、全額を買取してもらえるわけではないため、売掛金の70%~80%が買取対象となるのです。
10万円の売掛金に対して、掛け目80%で手数料が20%かかったとすると、受け取れる金額は64,000円になります。
ここから諸経費などの手数料がかかれば、受け取れる金額が非常に少なくなるのです。
登記費用がかかる
2つ目の理由は、登記費用がかかるという点です。
2社間ファクタリングをした場合、債権譲渡登記が必要となります。
債権譲渡登記は、司法書士・登録免許税の支払いで8万円前後と決して安くありません。
この費用は、すべて利用者の自己負担となります。
仮に10万円の売掛金をファクタリングしたい場合には、登記費用をせずに済むかも確認するべきです。
買取NGの可能性
3つ目の理由は、買取NGである可能性です。
ファクタリング会社の多くは、少額買取を嫌がります。
理由としては、高額でも少額でもかかる労力は同じなのに利益が少ないからです。
利用下限額を設定しているファクタリング会社では断られる可能性が高いでしょう。
利用時には、必ず利用下限額に当てはまっているか確認する必要があります。
最短即日!ビジネスローンの利用がおすすめ
少額のファクタリングによって資金調達するのは、損する額が大きくおすすめできません。
おすすめの資金調達方法はビジネスローン。
ビジネスローンであれば、ファクタリングと同様「即日」で利用できます。
利率もファクタリングよりは低いため、大きな負担とはならないでしょう。
さっそく、おすすめのビジネスローンを3つ紹介します。
-
AGビジネスサポート
-
GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」
-
デイリーキャッシング
上記3つの順に、詳しく紹介していきます。
AGビジネスサポート
AGビジネスサポートのビジネスローンは以下の特徴があります。
- 審査の翌日には融資が可能
- 融資額が50~1000万と幅広い
- 金利が3.1%からと低い
法人の場合は「本人確認書類と決算書」
個人事業主の場合は「本人確認書類と確定申告書・事業内容確認書」
が必要になります。
\金利は3.1%~/
AGビジネスサポート
公式サイトに行く
GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」
GMOあおぞらネット銀行が運営する「あんしんワイド」は金利が0.9%~と低額なうえ、最大1,000万円まで借入できます。
無担保だけでなく、決算書や事業計画書も不要。
さらに、審査~借入までの時間は最短2日と短く、24時間365日申し込み可能です。
ただし、あおぞらネット銀行の法人口座があることが条件になっています。
まだ口座を所有していない事情社の方は下記の公式サイトから法人口座を作成しましょう。
\最短2日で借入完了!/
来店不要の「あんしんワイド」
公式サイトに行く
あんしんワイドについて詳しくはこちらをご確認ください。
デイリーキャッシング
デイリーキャッシングは個人事業主でも利用できるビジネスローンです。特徴は以下の通り。
- 最大5000万円まで借入可能
- 最長で30年間の返済期間がある
- 保証人/担保不要
最長30年360回の返済期間のためゆとりをもった返済が可能です。
ただし年利は5.2%~14.5%と最低ラインが高い傾向にあります。
(新規の事業者は高めになってしまう傾向があるので、上限が14.5%と低い点は◎)
必要書類は事業内容や事業形態によっても異なりますが、本人確認書類、決算書2期分、法人登記簿などが必要になります。
\担保・保証人不要!/
デイリーキャッシング
公式サイトに行く
まとめ
売掛債権が少額でもファクタリングは可能です。
しかし少額でのファクタリングの場合、手数料などで融資額がかなり少なくなってしまいあまりおすすめできません。
おすすめできない理由は以下の3点。
① 受け取れる額が少なくなる
② 登記費用がかかる
③ 買取NGの可能性
少額での融資を希望の場合は、ビジネスローンがおすすめです。
最短で即日での融資が受け取れ、手数料もファクタリングよりも少額です。