請求書先払い(前払い)を利用するメリット|フリーランスOKのおすすめサービス3選も紹介

請求書 先払い ファクタリング

受注した仕事を完了させて請求書を発行しても、支払い期日までは支払いを受けられないので、資金繰りが大変になるフリーランスの人もいるでしょう。

特に開業まもない時期は様々な出費が重なるため、できるだけ早く資金調達したいはずです。

そんなときは、取引先との支払い期日よりも前に支払いを受けられる「請求書先払い(前払い)サービス」の利用がおすすめ。

ところが、請求書先払い(前払い)サービスとは、どのようなサービスなのか、安全に利用できるのかなど疑問を持つ人もいるでしょう。

そこでこの記事では、請求書先払い(前払い)サービスの仕組みやメリット、おすすめサービスについて解説していきます。

請求書先払い(前払い)サービス=ファクタリングの認識で問題ない

請求書先払いサービスとは、支払われる前の請求書(売掛金)を期日より前に支払ってくれるサービスのことで「ファクタリング」とも呼ばれています。

請求書先払いサービスは、以下の流れで行われるのが一般的です。

請求書先払いサービスの流れ
  1. 請求書先払いサービス(ファクタリング)事業者に申し込み
  2. 請求書先払いサービス事業者の審査を受ける
  3. 審査通過後に手数料などの各種条件などに合意
  4. 売掛金(債券)を売却して、手数料を引いた代金を受け取る
  5. 取引先から売掛金が入金されたら、請求書先払いサービス業者に送金する

先払いをしてくれるのは請求書を受け取った取引先ではなく、先払いサービスを行っている業者になります。

取引先に先払いをお願いするわけではないので、取引先から嫌がられることなく資金を入手できるのが特徴です。

法律的には債権譲渡契約にあたるので、違法性の心配もありません。

請求書先払いサービスを利用する5つのメリット

請求書先払い(ファクタリング)サービスを利用するメリットとして、以下の5つが挙げられます。

請求書があれば最短即日で前払いされて資金繰りを改善できる

請求書先払いサービスを利用する最も大きなメリットが、すぐに資金を得られることです。

最短即日で前払いしてくれる業者もあるので、とにかく早く資金調達したいときには便利。

特に、事業縮小や倒産するリスクを抱える資金繰りが苦しい企業ほど、利用する価値があるでしょう。

なお、資金繰り改善には銀行融資や公的融資の利用もできますが、入金されるまでのスピードは請求書先払いサービスのほうが早いです。

資金調達手段 入金までの目安期間
請求書先払いサービス 最短即日
銀行融資 2〜3週間
公的融資 1ヶ月以上
※利用する機関やサービスによっても変動

担保・保証人が不要で利用できる

金融機関から融資を受ける場合は担保や保証人が必要になるケースも多いですが、請求書先払いサービスなら担保・保証人は不要です。

理由としては、請求書先払いサービスで重要となるのは売掛先(請求書を発行している取引先)の信用力になるため。

申込者の信用力を問われにくいので、融資やビジネスローンの利用が難しい会社でも資金調達をしやすいです。

フリーランスや個人事業主でもサービスが使える

請求書先払いサービスを利用できるのは法人だけに限らず、フリーランス・個人事業主の資金調達手段としても使われます。

フリーランス・個人事業主は事業規模や収入安定度などの面で信用を勝ち取りにくいため、法人と比べると金融機関からの融資は受けにくいです。

しかし、請求書先払いサービスなら申込者のステータスに関わらず使えるので、融資を受けられず資金繰りに困っているフリーランス・個人事業主には役立つサービスといえます。

なお、フリーランス・個人事業主は非対応の事業者もあるので、事前にサービスの利用条件をチェックしておきましょう。

取引先の未払い問題を解決できる

先払いサービスを利用して従来よりも早く資金化させておけば、取引先が支払いをしてくれないリスクを軽減できます。

急に取引先が倒産あるいは経営状態悪化に陥って、請求書の金額を支払えない事態になっても、先払いにより売掛金を回収しておけば自社の資金繰りに困ることはありません。

もし、取引先が倒産した場合は先払いサービス事業者が負債を抱えるので、利用者が支払う義務が原則ないのも安心です。

信用情報には影響がない

請求書先払いサービスは借入ではないため、利用しても信用情報が悪くなることはありません。

通常、借入をすると信用情報機関に記録されて、各金融機関で融資を受けるときなどの情報として共有されます。

そのため、借入額が大きい・借入頻度が多いといった記録があると、資金繰りに困っている印象を与えてしまい、融資の審査におけるマイナス要素になりかねません。

一方、請求書先払いサービスなら信用情報機関への記録が残らないので、健全な信用情報をキープ可能。

この先、融資を申し込むことがあっても悪影響を及ぼさないのはメリットでしょう。

請求書先払いサービスを利用する4つのデメリット

請求書先払いサービスには以下4つのデメリットがあるので、利用前にそれぞれ把握しておくことが大切です。

手数料が2%~30%発生するので請求書の全額回収はできない

請求書先払いサービスの最も大きなデメリットが手数料の存在。

先払いしてもらう代わりに手数料として売掛金の2〜30%を業者に引かれるので、売掛金を全額回収することはできません。

手数料の割合は、以下のようなポイントを踏まえて業者が決定します。

手数料設定のポイント
  • 売掛金額
  • 売掛先の信用度
  • 先払いサービスのやり方(2社間・3社間のどちらか)

手数料が安い業者を選んだ方が金額的にはお得ですが、入金されるまで時間がかかるケースもあることは把握しておきましょう。

利用するには審査が必要

請求書先払いサービスを利用するには取扱業者の審査に通過する必要があるので、誰もが使えるわけではありません。

審査基準は非公表ですが、見られるポイントは以下の5つと言われています。

審査で見られる主なポイント
  • 売掛先の信用力
  • 売掛金の支払期日の長さ
  • 申込者と売掛先の取引実績
  • 売掛金の正当性(不正取引ではないか)
  • 債権譲渡禁止特約がついていないか

基本的には申込者ではなく、売掛先の支払能力を確認します。

経営が不安定な売掛先の場合は審査落ちする可能性が高まるので、複数の売掛先があるなら信頼度の高い売掛先の請求書を優先するのがおすすめです。

取引先に請求書先払いサービスの利用がバレる場合がある

請求書先払いサービスには、2社間3社間で行うものがあります。

請求書先払いサービスの種類
  • 2社間:申込者・先払い(ファクタリング)業者
  • 3社間:申込者・先払い(ファクタリング)業者・売掛先

3社間の場合は取引先にファクタリングする承諾をもらい、売掛金を直接ファクタリング業者に支払ってもらう仕組みです。

3者間での利用手順は以下の通りです。

請求書先払いサービス(3社間)の流れ
  1. 請求書先払いサービス(ファクタリング)事業者に申し込み
  2. 取引先に請求書先払いサービスの利用・契約を承諾
  3. 請求書先払いサービス事業者の審査を受ける
  4. 審査通過後に手数料などの各種条件などに合意
  5. 売掛金(債券)を売却して、手数料を引いた代金を受け取る
  6. 先払いサービス事業者が売掛先に通知
  7. 売掛先から先払いサービス事業者に売掛金を直接支払う

簡単に言うと、3社間だと取引先に先払いサービスを利用することが取引先にバレるので、取引先との信頼が悪化するリスクが出てきます。

一方で、3社間での先払いサービス利用は手数料を抑えられるというメリットもあります。

取引先にバレても問題ないのであれば、手数料が安い3社間での取引がおすすめです。

悪徳業者が存在している

請求書先払いサービス事業者の中には悪徳業者が紛れ込んでいるので、業者選びには注意が必要です。

悪徳業者は先払いサービスを装いながらも、実態は法外な利息でお金を貸し付けてきます

まさに闇金業者のような手口のため、一度借りるとすぐに利息が膨れ上がっていく仕組みです。

悪徳なファクタリング業者に関しては金融庁からも注意喚起が出ているほど。

悪徳ファクタリング業者の注意喚起
参照:金融庁

悪徳業者に騙されないためにも、業者選びの際は最低でも以下2つの事項を確認しましょう。

業者選びで最低限チェックするポイント
  • 財務局長又は都道府県知事の登録を受けているか
  • 金利は上限(年率20%)を超えていないか

このうち1つでも守られていなければ悪徳業者なので、利用しないでください。

【フリーランスOK】請求書先払いおすすめサービス3選

最後に、フリーランスでも利用できる請求書先払いサービスのおすすめを3つ紹介します。

全て健全な業者なので、安心して利用できるはずです。

QuQuMo(ククモ)

QuQuMo(ククモ)
買取手数料 1〜14.8%
入金までのスピード 最速2時間
買取可能額 下限・上限なし
ファクタリング方式 2社間
申し込み方法 オンライン
対応エリア 全国
参照:QuQuMo

QuQuMo(ククモ)は、申し込みから最速2時間で入金してくれるのが大きな魅力の売掛金買取サービスです。

オンライン完結で契約にあたっての面談もないので、地域を問わず利用できるのもメリット。

手数料は1%〜でコスト面でも優れているうえ、少額から工学まで柔軟に対応してくれるのも特徴です。

POINT
  • 最短2時間で入金してくれる
  • 手数料は1%〜の低コスト
  • オンライン完結で簡単手続き

\最短2時間で融資可能!/
QuQuMo
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FREENANCE(フリーナンス)即日払い by GMO

FREENANCE(フリーナンス)即日払い by GMO
買取手数料 3〜10%
入金までのスピード 最短即日
※11時30分までに審査完了した場合
買取可能額 1万円〜上限なし
ファクタリング方式 2社間
申し込み方法 オンライン
対応エリア 全国
参照:FREENANCE

FREENANCE(フリーナンス)即日払いは、最短即日での入金に対応している先払いサービスです。

最安1万円からなので利用しやすいうえ、2社間ファクタリングのため取引先にバレる心配がないのがメリット。

初回利用時は手数料の50%キャッシュバックがあるので、1回だけ使いたい人に向いています。

POINT
  • 最短即日での入金に対応
  • 最安1万円から買取してくれる
  • 初回利用時は手数料を50%キャッシュバック

\初回手数料50%キャッシュバック!/
フリーナンス
公式サイトに行く

えんナビ

えんナビ
買取手数料 非公表
入金までのスピード 最短1日
買取可能額 50万円〜5,000万円
ファクタリング方式 2社間・3社間
申し込み方法 オンライン・対面・郵送
対応エリア 全国
参照:えんナビ

えんナビは2社間・3社間のどちらにも対応している先払いサービスで、ニーズに合わせて選べるのが特徴です。

手数料は業界最低水準を謳っており、コストをかけずに資金調達できるのがメリット。

入金までの期間も最短1日のため、早急に資金が必要なケースにも利用できます。

POINT
  • 2社間・3社間のどちらにも対応
  • 最短1日で入金可能
  • 業界最低水準の手数料でリピート率が高い

\2社間・3社間OK!/
えんナビ
公式サイトに行く

まとめ

今回は、請求書の先払いサービスについて解説してきました。

改めてまとめると、以下の通りです。

まとめ
  • 請求書先払いサービスとは「ファクタリング」のこと
  • 最短即日で先払いを受けられるので資金繰り改善に役立つ
  • 利用すると一定の手数料が発生する点に注意
  • フリーランス・個人事業主は取り扱いがある業者を選ぶことが大切

請求書先払いサービスは最短即日で入金を受けられるので、開業間もない時期など資金繰りが大変なときに便利です。

法人だけでなくフリーランス・個人事業主でも使えるので、金融機関から融資をしてもらえない場合の資金調達手段としても重宝します。

なお、お金を騙し取ろうとする悪徳業者も一定数存在するので、心配な人は本記事がおすすめしている業者の利用を検討するのがおすすめです。

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