ネット銀行で法人口座を開設する5つのデメリット|必要書類・審査基準についても解説

ネット銀行で法人口座開設のデメリット 法人口座開設

ネット銀行の法人口座は、スタートアップ(創業期)であっても開設しやすいというメリットこそありますが、デメリットもあります。

実際にどのようなデメリットがあるのか詳しく解説していきます。

ネット銀行で法人口座を作成する5のデメリット

5つのデメリット

特に法人化して間もない事業者はネット銀行がおすすめです。

しかし、法人口座をネット銀行するといくつかのデメリットがあります。

結論、法人口座は1アカウントではなく、2つ以上あるのが無難です。

知名度が低い

ネット銀行は従来の銀行と比較して知名度が低いことがあります。

例えば、多くのビジネスパートナーや顧客が利用している一般的な銀行に比べて、ネット銀行はまだまだ浸透度が低いかもしれません。

これが信頼感の面で不利に働く可能性があります。

税金・社会保険料の引き落としができない

一部のネット銀行では、税金や社会保険料などの公的な支払いの引き落とし機能が提供されていない場合があります。

これにより、法人が適切な時期にこれらの支払いを行うための手段が制限され、煩雑な手続きが必要になる可能性があります。

解決は「GMOあおぞらネット銀行」を利用することです。

GMOあおぞらネット銀行では、2024年4月1日から国税や社会保険料などの自動支払いが可能となります。

公共料金の口座振替

一部の公共料金の支払いは口座振替が前提とされていますが、ネット銀行によってはこれが制限されることがあります。

例えば、水道代や電気代の自動引き落としができない場合、手動での支払い手続きが必要となり、管理の手間が増える可能性があります。

融資を受けにくい

ネット銀行は従来の銀行と比較して、融資の取得が難しい場合があります。

これは、ネット銀行が顧客の信用情報やビジネスの実績にアクセスしにくいためです。

法人が将来の事業拡大や新規プロジェクトのために融資を受ける可能性がある場合、この点は検討すべきポイントです。

サポートは基本オンライン限定

ネット銀行はオンラインを主体としたサービス提供が一般的であり、対面でのサポートが限られています。

問題や疑問が生じた場合、電話やメールを通じてのサポートが主要な手段となります。

一方で、対面で直接相談できる従来の銀行に比べて、コミュニケーションの制約が生じる可能性があります。

初めての法人口座開設ならネット銀行がおすすめ!4つのメリットを紹介

ここまでネット銀行で法人口座を開設するデメリットについて解説しました。

しかし、ネット銀行は他の銀行に比べて法人口座がずば抜けて作りやすくなっています。

私自身も法人口座のネット銀行を2アカウント利用していますが、不便に思ったことはありません。

むしろ、手数料や使いやすさで考えると開設しない理由はありません。

この章では、法人口座をネット銀行で法人口座を開設するメリットについて詳しく解説します。

口座開設の審査が甘い

ネット銀行は口座開設の審査が非常にはやい特徴があります。

大手バンクであれば、審査にかかる時間は1週間から最長1か月かかることもあります。

ネット銀行であれば、最短で即日、遅くても3日ほどで終わります。

入出金は24時間365日対応可能

ネット銀行での入出金は原則、24時間365日利用できます。

金融機関であれば、年末年始などは休業するため、その間利用できませんが、ネット銀行はその不便さがない点、優れていると言えます。

振込手数料が格安

ネット銀行は振込手数料が格安で利用できます。

自行宛ては無料、他行宛てでは無料から140円程度で利用できます。

大手バンクだと、165円程度かかります。

たかが、20円程度の差ですが、振込回数が増える分だけかかる費用の差は広がります。

GMOあおぞらネット銀行であれば、とくとく会員(500円/月)になると、振込手数料は129円/件、さらにATM出金も毎月5回無料になります。

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口座維持費が無料

ネット銀行は口座維持費が基本無料です。

なぜならネット銀行は通帳を発行しなかったり、支店などがないため、口座維持費を取る必要がないためです。

無駄な出費を抑えたい人はネット銀行がおすすめです。

ネット銀行の法人口座開設で必要な書類一覧

ネット銀行で法人口座を開設する際に必要な書類は、銀行によって異なることがありますが、一般的には以下のような書類が必要とされることがあります。

ただし、具体的な要件は銀行によって異なるため、申し込む銀行のホームページや担当者に確認することが重要です。

以下は一般的な法人口座開設に必要な書類の一覧です。詳細は銀行の要件に従ってください。

書類の種類 説明
法人登記簿謄本(または商業登記簿謄本) 会社の法人登記簿謄本や商業登記簿謄本を提出することが一般的です。これにより、会社の法的な存在や組織形態が確認されます。
会社の定款(または事業設立証明書) 会社の定款や事業設立証明書は、会社の設立目的や規模、役員構成などを示すものです。これが必要な場合があります。
代表者の身分証明書 代表者の身分を確認するために、パスポートや運転免許証などの身分証明書が必要です。
代表者の印鑑証明書 代表者の印鑑証明書は、法人口座開設の際に必要なことがあります。
会社の印鑑証明書(代表者以外の場合) 会社の印鑑証明書も提出が必要な場合があります。
口座振替申込書 口座振替申込書は、銀行口座に関する基本的な情報を提供します。これには振り込み先口座の情報などが含まれます。
事業の内容や業種に関する資料 銀行は法人の事業内容や業種を理解する必要があります。営業内容や業績に関する資料が必要な場合があります。
法人番号の通知書 法人番号の通知書があると、銀行が法人を一意に識別しやすくなります。

これは一般的な書類の一覧であり、銀行によっては追加の書類が必要な場合があります。

法人口座開設を希望する銀行の担当者に直接確認するか、銀行の公式ウェブサイトで要件を確認することが重要です。

ネット銀行での法人口座開設の審査基準

この章では法人口座開設の審査基準を紹介します。

資本金の額

法人口座を開設する際、ネット銀行は通常、企業の資本金の額を審査基準として考慮します。

資本金は企業の安定性や信頼性の指標と見なされ、口座開設の際には一定の金額以上が必要な場合があります。

銀行ごとに異なる要件があるため、事前に確認が必要です。

固定電話の有無

一部のネット銀行は、法人口座開設の際に企業が固定電話を有しているかどうかも審査基準として取り扱うことがあります。

固定電話の有無は、企業の連絡手段や信頼性に関連していると考えられ、口座開設の条件に影響を与える可能性があります。

事業内容

ネット銀行は口座開設の際に、企業の事業内容を詳細に確認します。

事業内容は企業の性質やリスクを理解する上で重要な要素であり、特定の業種や取引に対して銀行がどのようなリスクを見込んでいるかを判断するために考慮されます。

したがって、事業内容の適合性が審査の一環となります。

ホームページ

一部のネット銀行は、企業の公式ホームページの有無や内容も審査の対象となることがあります。

ホームページは企業の信頼性や透明性を示す手段となり、口座開設の審査においてプラスの要素となる可能性があります。

銀行によっては、ホームページの更新頻度や情報の充実度も考慮されることがあります。

これらの審査基準は銀行ごとに異なるため、法人口座を開設する際には目標のネット銀行の要件を確認し、必要な書類や情報を準備することが重要です。

【法人口座に最適】おすすめのネット銀行3選

ネット銀行は口座開設時の審査の甘さに定評があります。

特に、創業間もない事業者にとって法人口座開設は難易度が高いものとなります。

ここでは、今すぐ法人口座が必要な人に最適なネット銀行を3選紹介します。

▼おすすめネット銀行のポイント

  • 振込手数料
  • 口座開設にかかる時間
  • 融資制度
  • 審査の通りやすさ

GMOあおぞらネット銀行

gmo

振込手数料 月20回まで無料
口座開設にかかる時間 最短当日
融資制度 1000万円まで(金利0.9%~)
審査の通りやすさ

GMOあおぞらネット銀行は開業から間もない人でも法人口座開設しやすい銀行です。ネットですべて簡潔できるので自宅からでも審査可能です。

主な特徴は以下の通りです。

  • 振込手数料が月に20回まで無料
  • 最短即日口座の開設ができる
  • 専用アプリが使いやすい

また、GMOあおぞらネット銀行は最大1000万円までの融資サービスも提供しています。
金利も0.9%~14%までと比較的低金利です。
資金不足に陥りがちな立ち上げ時期に、利用しやすい融資サービスは非常に便利です。

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GMOあおぞらネット銀行
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住信SBIネット銀行 

sbi銀行

 

振込手数料 無料
口座開設にかかる時間 最短7日程度
融資制度 3000万円(2%~)
審査の通りやすさ

住信sbiネット銀行は助成金や補助金の受け取り窓口としても機能しています。
すでに事業をされている方や日本政策金融公庫の利用を検討している事業者にはおすすめです。

また、ネットバンキングの月額利用料が無料のため取引先と金銭やり取りが多い事業者には特におすすめです。

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住信SBIネット銀銀行
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PayPay銀行

paypay銀行

振込手数料 月10回まで無料
(口座開設の翌々月まで)
口座開設にかかる時間 最短3日
融資制度 1000万円まで(金利1.8%~)
審査の通りやすさ

PayPay銀行は個人口座、個人事業主口座、法人口座の3種類があります。

必要書類などすべて公式サイトに載ってあるので、必要書類不足で審査に通らないことは不足がない限りありません。
そんなPayPay銀行の特徴は、以下の通り。

  • 振込手数料が月に20回まで無料
  • 複数口座にまとめて振り込み
  • 専用アプリが使いやすい

大手起業が運営しているだけであって、かなり使い勝手の良いサービスが豊富です。

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PayPay銀行

【起業アプリ】起業に必要な段取り・進捗管理ができる無料アプリ「起業時代」

起業時代アプリ

おすすめポイント

  • 「起業時代」は無料&登録不要
  • アプリの運営は会計ソフトの超大手「freee」と安心
  • 起業までに必要なことがわかり、進捗管理ができる
  • 実際に起業した人の体験談を見れる

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起業時代は完全無料で登録も不要で評判も◎

「起業時代」は完全無料で利用可能。
アプリ内で会員登録の必要もありません。

「起業時代」の評判も良いものがほとんどです。

法人口座はもちろん、会社設立に必要な情報の確認。
さらに、すでに起業を経験している人の体験談なども「起業時代」ひとつで確認できるので、ダウンロードして一切損のないアプリです。

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まとめ:初めての法人口座はネット銀行でOK

この記事では法人口座をネット銀行にするデメリットを解説しました。

ネット銀行で法人口座を開設する時のデメリット

  • 知名度が低い
  • 税金・社会保険料の引き落としができない
  • 公共料金の口座振替ができない
  • 融資を受けにくい
  • サポートは基本オンライン限定

ネット銀行での法人口座開設は簡単な分、上記のようなデメリットがあります。

しかし、ネット銀行にはさまざまなメリットもあります。

口座開設の審査が甘い
入出金は24時間365日対応可能
振込手数料が格安
口座維持費が無料

ネット銀行は、創業間もない事業者にとって救いの手となる銀行です。

私自身も使っていますが、不便に感じたことは一度もありません。特にGMOあおぞらネット銀行は即日口座開設できて、手数料もかかりません。

法人口座を開設するのにデメリットは一切にありませんので、騙されたと思って登録してみてはいかがでしょうか?

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