日本政策金融公庫では、無職でもお金を借りることが可能です。
これから起業して事業を始めようとしている場合、現時点で無職という扱いになるからと融資を諦めないでください。
また、ただ単純に無職で「お金を借りたい」という場合も、ある方法を使えばお金は借りることができます。
今回は「無職がお金を借りる方法」について詳しく紹介していきましょう。
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日本政策金融公庫で無職が融資を受ける2つのポイント
日本政策金融公庫なら無職でも融資を受けられる?
答えは「Yes」です。
日本政策金融公庫は、実績の無い中小企業や個人事業主へ事業融資を行っています。
国が100%出資している機関なので、低金利でお金を借りることが可能です。
また、他の消費者金融や銀行などで融資を拒否されても日本政策金融公庫であれば審査が通る可能性もあります。
ただし、無職が日本政策金融公庫でお金を借りるためには2つの事が重要です。
- 定量的評価
- 定性的評価
詳しく解説していきます。
審査を通過する2つのポイント
無職が日本政策金融公庫で融資を受けるには、2つのポイントを明確にアピールする事が必要です。
- 定量的評価「借りたい金額・返済計画など」
- 定性的評価「なぜ起業したいのか・業界経験など」
融資を受けるためには、上記の2点が審査の中で重要なポイントになります。
また起業して実施する事業内容の業界経験も重要です。
同じ無職でも、経験を積んできた人材なのか未経験なのかでは融資してもらえる可能性が全く異なります。
2点をしっかりとアピールできない場合には、融資してもらえる可能性は無いと考えましょう。
【裏ワザ】日本政策金融公庫で自己資金なしで融資を受け取る方法
日本政策金融公庫から融資を受け取る上で、以下のような「自己資金要件」が定められています。
しかし、この「自己資金要件」には例外があります。
産業競争力強化法に定める認定特定創業支援等事業を受けて事業を始める方
自治体から「特定創業支援事業」として認められた場合には、無職でも最大3,000万円の融資を受け取ることが可能です。
無職がお金を借りる2つの方法
起業したいとかではなく、ナチュラルにお金が借りたい!
生活費の足しにしたい・急な出費でお金を借りたいという場合、無職でもお金を借りることが可能です。方法は2つあります。
- 公的機関で借りる
- 銀行や消費者金融で借りる
上記2つの方法を使えば、無職でもお金を借りることが可能です。
ただし同じ無職でも、お金を借りれるタイプ・借りないタイプがあります。
タイプ | 借りられるor借りられない |
---|---|
ニート | × |
学生 | 〇 |
主婦 | 〇 |
年金受給者 | 〇 |
ニート・学生・主婦・年金受給者のタイプ別に詳しく紹介していきましょう。
ニートの場合
ニートの場合、基本的にお金を借りることは出来ません。
ただし1つだけ「定期預金貸付金」という方法を使えば、お金を借りることが可能です。
以前は働いていて口座にお金があるという場合には、その定期預金を担保に銀行からお金を借りることが出来ます。
また、定期預金貸付金は金利が1%前後でお金を借りることが出来るので低金利でおすすめの方法です。
「定期預金貸付金」が利用できない場合で、働いた経験が無い場合にはアルバイト等をして働いたという実績を付ける必要があります。
学生の場合
学生の場合、お金を借りることが出来ます。
学生は、学生ローンという名前の消費者金融やクレジットカードのキャッシング機能でお金を借りることが可能です。
ただし低金利のカードローンはアルバイト経験が無いと利用することは出来ません。
学生が日本政策金融公庫から学費を借りる手順や条件についてはこちらをご確認ください。
主婦の場合
主婦の場合、お金を借りることが出来ます。
クレジットカードを持っていれば、キャッシング機能でお金を借りることが可能です。
また、夫の収入が一定の条件を満たせばカードローンを利用することも出来ます。
限度額最大1,000万円の「セゾンビジネスプラチナ」は主婦であっても安定した収入があれば取得できるのでおすすめ。空港のラウンジの利用なども利用可。
年金受給者の場合
年金受給者の場合、お金を借りることが出来ます。
クレジットカードのキャッシング機能でお金を借りることが可能です。
また、カードローンもみずほ銀行カードローン・新生銀行カードローン「レイク」であれば年金受給者も借りることが出来ます。
※みずほ銀行・新生銀行以外のカードローンでは、審査落ちとなります。
申請方法や必要書類などにつきましてはこちらからご確認ください。
いざという時に!無職がお金を借りれない時の2つの対処法
カードローンもキャッシング機能でもお金が借りれない!
上記の様な場合でも、どうしてもお金が必要という時はありますよね。
そんな時、無職でお金が借りれなかったら2つの対処法でお金を借りることができます。
- 総合支援資金
- 生命保険 契約者貸付
上記2つの対処法について詳しく紹介していきましょう。
総合支援資金
総合支援資金とは、あらゆる理由から日常生活全般が困難な場合に利用することの出来る制度です。
公的な融資で生活費としてお金を借りることが出来ます。
ただ単にお金を借りることが出来る制度ではなく、社会福祉協議会やハローワークなどによる継続的な相談支援が同時に行われ、経済的自立を目的とした制度です。
就職したい!家計を立て直したい!という意思があり、必要と判断された場合にのみお金を借りることが出来ます。
また、お金を借りた後にも定期的に就職支援・家計の見直しなどの支援を受ける必要があるのです。
生命保険・契約者貸付
生命保険の契約者貸付とは、生命保険の契約者が解約返戻金の一部を保険会社から借入することの出来る制度です。
カードローンよりも年利が低く、2%~6%で借りることが出来ます。
生命保険の契約者であれば、無審査で誰でもお金を借りることが出来ます。
ただし、生命保険の複利として金利が計算されるので借りる額が大きくなり返済に時間がかかってしまう可能性があるのです。
返済を滞納してしまうと、生命保険が解約されてしまう可能性もあるので注意が必要になります。
結果的にいくら返すことになるのか、よく考えてから借りるようにしましょう。
まとめ
無職は、日本政策金融公庫でお金が借りれるのか?
上記について紹介してきました。
結論として、無職でも日本政策金融公庫で融資を受けることが可能です。
また、融資ではなく単純にお金を借りたい場合にもタイプによっては無職でもあらゆる方法でお金を借りることが出来ます。
無職だけどお金が必要!という困った状況の際には、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
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