在庫が増えすぎて困っている、どうにか処分したい。
上記のように、在庫の処分にお困りではありませんか?
余った在庫や増えすぎた在庫、ファクタリングを活用することで現金化することが可能です。
在庫商品ファクタリングを活用することで、経営改善を図ることもできます。
今回は、在庫商品ファクタリングの仕組みやメリット・デメリットについて詳しく紹介していきましょう。
1:在庫商品ファクタリングの仕組み

在庫商品ファクタリングは、売掛債権が無くとも在庫があれば利用できるファクタリングサービスです。
余っている在庫をファクタリングに活用することで、資金繰りを改善したり節税したりすることができます。
在庫が余っていて、下記のようにお考えの場合にぴったりな資金調達方法と言えるでしょう。
- 余った在庫商品を資金化したい
- 不要になったオフィス機材や資材を処分したい
- 企業のイメージを崩す事なく在庫処分したい
上記のように、お考えであれば在庫商品ファクタリングをぜひお試しください。
さっそく仕組みについて紹介していきます。
1-1:4つの仕組み
在庫商品ファクタリングの仕組みについて紹介していきましょう。

- ① 在庫を処分したい
- ② ファクタリング会社へ申込
- ③ 在庫の査定
- ④ 買取価格の決定
- ⑤ 在庫の引き渡し
- ⑥ 入金
上記の手順で在庫商品ファクタリングは、利用することができます。
イメージとしては、不用品の買取業者と同じです。
不要な在庫を査定してもらい、買取価格を受け取ります。
ファクタリング会社は、買取った在庫商品を独自のルートで流通・販売し利益を得るのです。
2:在庫商品ファクタリング!3つのメリットと2つのデメリット
在庫商品ファクタリングを利用したいが、メリットやデメリットはあるのかな?
上記のように、在庫商品ファクタリングのメリット・デメリットについて知りたいですよね。
余った在庫は保管しているだけでもリスクとなります。
在庫商品ファクタリングを活用する上で、3つのメリットと2つのデメリットについて把握しておきましょう。
- 【メリット】
- ①売掛債権が無くても利用できる
- ②審査がない
- ③節税対策になる
- 【デメリット】
- ①買取価格が安い
- ②利用できる業者が少ない
上記3つのメリットと2つのデメリットについて、詳しく紹介していきましょう。
2-1:3つのメリット
在庫商品ファクタリングを利用する3つのメリットについて紹介します。
メリット1:売掛債権が無くても利用できる
在庫商品ファクタリングは、売掛債権の有無に左右される事なく利用する事が可能です。
一般消費者が相手の小売業のような、多額の売掛債権を有していない企業であっても利用する事が出来ます。
売掛債権を用いるファクタリングを利用できない業種「アパレル業・貴金属販売・家電量販店」などが重宝するサービスと言えるでしょう。
メリット2:審査がない
在庫ファクタリングには、審査がありません。
在庫を保有していれば利用できるため、企業の信用力に関わらず活用することが可能です。
税金滞納・赤字決算でも問題なく利用することができます。
メリット3:節税対策になる
不要な在庫でも、保有している在庫は資産として計上されてしまいます。
資産として計上されれば、支払う税金が増えてしまうのです。
このようなリスクを回避する為、在庫の処分としてファクタリングを利用する小売企業も少なくはありません。
2-2:2つのデメリット
在庫商品ファクタリングの2つのデメリットについて紹介しましょう。
デメリット1:買取価格が安い
在庫商品ファクタリング、最大のデメリットは「買取価格が安い」という点です。
在庫商品ファクタリングの平均買取相場は、商品価格の10%~50%程度となります。
よほど市場価値の高い商品でもない限り、確実に卸売り価格を下回ってしまうのです。特に相場の曖昧な洋服やアクセサリー等の場合、想定外に低い買取率となる事もあります。
デメリット2:利用できる業者が少ない
在庫商品ファクタリングは、利用できるファクタリング業者が少ないです。
在庫の流通ルートの確保が難しく、在庫ファクタリングを請け負う業者は少なくなっています。
また、ファクタリング業者であっても、現在では取り扱っていない等の曖昧さからリサーチが難しいと言えるでしょう。
3:要チェック!在庫ファクタリング2つの注意点
在庫商品ファクタリングを利用したい!
上記のように、在庫商品ファクタリングの利用をお考えではありませんか。
安全に利用するためにも、2つの注意点は見逃さないでください。
- ① 古物商が必要
- ② 買取キャンセルができない
上記2点は、在庫商品ファクタリングを利用する上で確認しておくべき注意点です。
さっそく詳しく紹介していきましょう。
3-1:古物商が必要
1つ目の注意点は、古物商が必要という点です。
在庫商品ファクタリングを行うファクタリング会社は、各都道府県の公安委員会より古物商許可を得る必要があります。
古物商許可を得ていないファクタリング会社は、違法となるからです。
通常であれば、古物商を取り扱うファクタリング業者のサイト内に古物営業許可証または番号が掲示されていますす。
トラブルに巻き込まれたとなれば、あらかじめ業者のサイトに古物営業許可番号が記載されているか確認を行いましょう。
3-2:買取キャンセルができない
2つ目の注意点は、買取キャンセルができないという点です。
ファクタリング会社との売買契約後、在庫商品はファクタリング会社の所有物となります。
そのため、売れ行きが上がりそうだからキャンセルしたいと申し出ても契約破棄をすることは不可能です。
資金繰りのためだけに在庫商品ファクタリングを行うと、後々後悔する可能性もあります。
利用時には、買取キャンセルができない点も把握した上で利用しましょう。
4:在庫商品ファクタリングOK!ハートフルライフ協会
在庫商品ファクタリングが利用できる会社が知りたい!
上記のように、在庫商品ファクタリングが利用できるファクタリング会社をお探しですよね。
在庫商品ファクタリングを利用できる会社は非常に少ないため、ご自身で探すのは大変でしょう。
今回は、在庫商品ファクタリングを行っている会社を紹介します。
- ハートフルライフ協会
上記のファクタリング会社は、在庫商品ファクタリングを行っています。
さっそく詳しく紹介していきましょう。
※ 他ブログで紹介されている、アセットマネジメントJAPANは廃業しています。
4-1:ハートフルライフ協会

- 一般社団法人ハートフルライフ協会
- 東京都中央区八丁堀3-24-11 1105
- 03-5244-9422
ハートフルライフ協会は、商品在庫ファクタリングを行っているファクタリング会社です。
アパレル関連や貴金属・食品・宝石など、様々な在庫の買取を行うことができます。
商品引き渡し後、即日ないし2営業日~3営業日で現金化可能です。
しかし、ハートフルライフ協会の口コミ・情報が少なすぎるため安心して利用できるとは断言できません。
複数社と見積りを取った上でご利用をご検討下さい。
まとめ
在庫商品ファクタリングは、余分な在庫の処分・事業資金の調達の手段として最適なサービスです。
- 売掛債権の有無を問わない
- 審査がない
- 節税が出来る
上記3つのメリットは、小売業者にとって非常に有益な内容であると言えるでしょう。
但し、買取率は通常のファクタリングと比べると著しく低く、卸売価格の半額以下になってしまう事もあります。
また、在庫買取に対応している業者も少ない事から、不必要に在庫を売却する事は推奨しません。
ぜひ参考にしてみてください。