クラウドファンディングのやり方(手順)が知りたい!
上記のように、クラウドファンディングのやり方を知りたいとお考えではありませんか。
クラウドファンディングは、ネットを経由して不特定多数の人達からお金を集めることのできる資金調達方法です。
夢を実現化したい・誰かの役に立ちたいけれど、資金不足で実行できない・・・。
上記のような場合でも、今の時代はクラウドファンディングを使えば資金調達することができます。
そんなクラウドファンディングのやり方について、詳しく紹介していきましょう。
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1:クラウドファンディングのやり方
クラウドファンディングのやり方が知りたい。
クラウドファンディングで資金調達しようかな?とお考えになった時、大まかな流れが知りたいですよね。クラウドファンディングのサイトは国内に複数ありますが、基本的なプロセスは同じように行うことができます。
クラウドファンディングのやり方について紹介しましょう。
- 目標を設定
- サイトを決める
- サイトに登録
- プロジェクト審査
- プロジェクト開始
- 活動報告を実施
- プロジェクト終了・お礼
上記7つの流れでクラウドファンディングを活用することができます。
さっそく上記7つの流れに沿って、やり方を紹介していきましょう。
1-1:目標を設定
プロジェクト実施のため、目標を設定します。
- どんなプロジェクトを実施するのか
- プロジェクトが何に役立つのか
- いつまでに、いくら必要なのか
具体的な上記3つのことを明確に計画を立てましょう。
事業や融資を受けるときもそうですが、計画の見通しが立っていないと資金を調達することはできません。
第三者を納得させることのできる計画を密に立てましょう。
1-2:サイトを決める
クラウドファンディングを実行できるプラットフォームは、国内に何十社もあります。
上記5つ以外にも、様々なクラウドファンディングがあり特徴や強みが異なるのです。
ご自身が実施するプロジェクト内容によって、選ぶべきサイトが異なります。
購入型なのか、寄付型なのか、メディアに露出する機会を得たいのか等、ご自身がサイトに求める重要ポイントを決定しましょう。
重要ポイントが決定後、手数料等を見比べ利用するサイトを決めます。
関連記事:【保存版】クラウドファンディングを運営している26サイトの手数料を徹底比較
1-3:サイトに登録
利用するクラウドファンディングのサイトが決まったら、登録しましょう。
実施するプロジェクトが多くの人に賛同してもらえるよう、魅力的なプロジェクトを投稿する必要があります。
- タイトル
- カテゴリー
- 目標金額
- プロジェクト実施の流れ
- サムネイル画像
- リターンの種類
- PR動画
魅力的な文章かつ、目を引くタイトルやサムネイル画像・PR動画を設定しましょう。
PR動画無くてもOKですが、動画があると視覚的にプロジェクトを理解することができ賛同を得られやすくなる可能性があります。
また魅力的な文章内に、ご自身の実体験などを書いておくと共感を得られやすく効果的です。
1-4:プロジェクト審査
クラウドファンディングのサイトにプロジェクト登録後、クラウドファンディング運営側によって審査が行われます。
プロジェクトは、どんなものでも掲載できるわけではないのです。
- 犯罪に加担するもの
- 社会的問題になり得るもの
- 非業商品全般
- わいせつ物、児童ポルノなど
上記のような、ガイドラインに反するものは掲載することはできません。
審査に通過しても、プロジェクトを実施するためには様々な修正をアドバイスされることもあるでしょう。クラウドファンディング運営元の担当者は、クラウドファンディングのプロです。プロジェクトが成功できるよう、文章の修正やサムネイル画像の修正アドバイスをもらうことができるでしょう。担当者とは頻繁に連絡を取り合い、より魅力的なプロジェクトを作成していきます。
1-5:プロジェクト開始
審査通過後、いよいよプロジェクトの公開スタートです。
公開前には、出来るだけPR活動を実施して露出を高めていきましょう。
閲覧者が多くなればなるほど、プロジェクトの成功率は高くなります。
また、1日あたりに必要な資金調達額も逆算し把握しておく必要があるでしょう。
1-6:活動報告を実施
プロジェクト公開中には、こまめに活動報告を実施します。
- 「あと〇〇円で、目標金額に達成しそう!」
- 「現在までに〇〇円が集まっています!」
上記のように、活動報告をこまめに更新することで信憑性&共感度をアップさせることができるのです。
活動報告を行うことで「支援しようか悩んでいる・・・」という方にも、支援しようという気持ちを高めることが可能です。
1-7:プロジェクト終了・お礼
プロジェクトが終了したら、成功可否に関わらずお礼の文章やメッセージを公開しましょう。
支援者に感謝の気持ちを伝えることができ、良い印象を与えることができます。
プロジェクトが成功した場合には、リターンを配布しプロジェクトを実施していきましょう。
2:プロジェクトを成功させる3つの秘訣
プロジェクトを成功させる秘訣はあるの?
クラウドファンディングを実施するなら、資金調達を成功させたいですよね。
クラウドファンディングで資金調達を成功させるためには、公開から5日間が大切です。
多くのクラウドファンディングで成功しているプロジェクトの99%が、公開5日目である程度の金額を集めていることが分かっています。
では公開5日目のスタートダッシュを成功させるためには、どうしたら良いのか・・・。ポイントは3つあります。
- ① PR活動を実施
- ② リターン
- ③ タイトルとサムネイル画像
上記3つの秘訣について、詳しく紹介していきましょう。
参考:READYFORサプリ
2-1:PR活動
公開5日目までにスタートダッシュをキメるためには、公開日までのPR活動が重要となります。
SNSやブログ、公式ホームページで宣伝することはもちろん大切です。
しかし最も効果的と言われているのが、信頼されている身近な人達からの支援となります。「信頼の可視化」が分かるプロジェクトは、信頼されやすく応援もされやすくなるのです。
プロジェクトの公開日3日前までには、プロジェクトの応援者となってくれそうな人・支援してくれそうな人にPRしましょう。また身近な人にも、プロジェクトの紹介をお願いしておきます。小さな積み重ねですが、このようなPR活動が公開5日間の成否を分けるのです。
2-2:リターン
プロジェクトとリターンはセットだと考えましょう。
購入型クラウドファンディングの場合、支援者はショッピング感覚でリターンを選んで支援を行います。支援者もボランティア活動ではないため、当然ながら見返りを求めているのです。魅力的なプロジェクトとセットで、魅力的なリターンを用意することで支援されやすくなります。
2-3:タイトルとサムネイル画像
プロジェクト成功のためには、目を引く「タイトル」と「サムネイル画像」を用意することも需要です。
目に留まらないタイトル・サムネイル画像では、誰もプロジェクトをクリックしてくれません。
「お!おもしろそう」「何これ!気になる」と思わせるような、魅力的で目を引くタイトルをサムネイル画像を用意しましょう。
3:各種類別の仕組みとリターン
クラウドファンディングは、どのような種類やリターンがある?
クラウドファンディングのサイトには、大きく分けて4つの種類があります。
また、4つの種類ごとに支援者が得られるリターンも異なるのです。
4つの種類ごとに、仕組みとリターンについて紹介していきましょう。
- 購入型・・・モノやサービスのリターン
- 寄付型・・・リターンなし
- 投資型・・・金銭的リターン
- 融資型・・・金銭的リターン
上記4つの種類ごとに、仕組みとリターンについて紹介していきます。
3-1:購入型の仕組みとリターン
購入型クラウドファンディングの仕組みとリターンについて紹介していきましょう。
購入型クラウドファンディングは、もっとも一般的な種類になります。
夢を実現したい!商品化したい!など、内容に関わらず誰でも資金調達することが可能です。支援者はリターンとして、モノやサービスを受け取ることができます。魅力的なリターンであればあるほど、支援額が上がる可能性があるのです。
支援者もショッピング感覚で、支援を楽しむことができます。
3-2:寄付型の仕組みとリターン
寄付型クラウドファンディングの仕組みとリターンについて紹介しましょう。
寄付型クラウドファンディングでは、被災地や海外の発展途上国等への募金活動を行うことができます。ネット上で寄付を募ることで、街中で募金活動を行うよりも効率的に資金調達を行うことが可能です。
リターンは基本的に無しとされていて、あるとすれば感謝の手紙もしくは活動経過報告を受けることができます。
支援者は社会的意義の高い活動に、気軽に参加できるというメリットがあるのです。
3-3:投資型の仕組みとリターン
投資型クラウドファンディングの仕組みとリターンについて紹介しましょう。
投資型クラウドファンディングでは、特定の事業内容に対して投資をすることができます。未上場企業への投資が多く、上場やM&Aによって利益が出ればリターンとして配当を受け取ることが可能です。
ただし支援した企業が目標に達成しないこともあり、リターンを受けられない可能性があります。
3-4:融資型の仕組みとリターン
融資型クラウドファンディングの仕組みとリターンについて紹介しましょう。
融資型クラウドファンディングでは、企業が融資を受けることができます。
クラウドファンディングの運営元が起案者となって、支援者から資金を募るのです。
集まったお金を企業へ融資し、元金に利息を乗せた金額で支援者に返済を行います。
まとめ
クラウドファンディングのやり方(手順)について紹介してきました。
銀行融資が受けられない中小企業や個人でも、クラウドファンディングを使えば資金調達を行うことが可能です。実現したい夢があるけれど資金が無い・・・とお悩みであれば、一度クラウドファンディングでの資金調達を考えてみてください。