クラウドファンディングが使えるアプリは無いかな?
上記のようにアプリでクラウドファンディングを始めたい、もしくはアプリで出資をしていきたいとお考えではないでしょうか。
クラウドファンディングの中には、パソコンだけでなくアプリで利用することが出来るサイトがあります。
アプリを使えば、新着プロジェクトやプロジェクト成功の通知をスマートフォンで得ることが可能です。
そんなクラウドファンディングのアプリについて、詳しく紹介していきましょう。
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クラウドファンディングが使えるアプリ4選
クラウドファンディングが使えるアプリは何種類ある?
アプリは、全部で4種類あります。
それぞれ特徴が異なるので、ご自身にあったアプリを見つけてみましょう。
- Makuake
- Polca
- Kickstarter
- Owners Book
上記4つの中でもオススメなのは、プロジェクト数の多いMakuakeです。
Makuakeなら、様々なジャンルのプロジェクトを掲載・出資することが出来ます。
上記4つのクラウドファンディングアプリについて詳しく紹介していきましょう。
Makuake
1つ目のアプリは「Makuake」です。
Makuakeは国内No.1クラウドファンディングサービスと言われています。
(出所:株式会社矢野経済研究所作成 2018年度版国内クラウドファンディングの市場動向)
様々なジャンルのプロジェクトが多く掲載されており、PR力の強いクラウドファンディングサイトです。
アプリを使えばスワイプでジャンルの切り替えを行うことができ、達成通知や新着プロジェクトなどの通知を受け取ることが出来ます。
さらに支援者属性を把握することの出来る「市場分析ツール」を使って、支援者の属性を統計で確認することが可能です。
市場調査をしながら、プロジェクトを成功に導くことが出来ます。
Polca
Polcaは、最大30万円まで支援を募ることができる、個人専用のクラウドファンディングサービスです。
友達や知人に企画をシェアし、シェアした人だけが企画を閲覧・支援することが出来ます。
プロジェクトを実施するための審査はなく、企画の作成から公開まで最短3分で完了させることが可能です。
誰が閲覧し支援してくれたかを、アプリならタイムラインで直ぐに確認することが出来ます。
Kickstarter
Kickstarterは、様々な分野のクリエイターがプロジェクトを起案しアイディアを実現するクラウドファンディングです。
アプリではデザイン・アート・シネマ・ゲーム・ミュージックなどのカテゴリーから様々なプロジェクトを見つけて支援することが出来ます。
起案者であるクリエイターはアプリから直接プロジェクトを管理することができ、コメントや金額をリアルタイムでチェックすることが可能です。ただし日本語対応ですが、投資先の大半が英語圏表記になるので英語が多少分からないと利用しづらいという難点があります。
Owners Book
Owners Bookは、不動産案件に特化したクラウドファンディングです。
1口10万円から投資を行うことができ、大口の投資を行うことも出来ます。
さらに投資家同士でコミュニケーションを取ることが可能です。
アプリならSNS機能で簡単にコミュニケーションを取ることができ、新規案件やお知らせをプッシュ通知で受け取ることが出来ます。
クラウドファンディング5つの種類
クラウドファンディングの種類は何種類あるの?
クラウドファンディングには主に5つの種類があり、種類によりサービスの内容などが異なります。
ご自身が求めるプロジェクト内容に応じて、それに特化したクラウドファンディングサービスを利用する必要があるのです。
クラウドファンディングのサイトやアプリを選ぶ前に、種類について理解しておきましょう。5つの種類について紹介します。
- ① 購入型クラウドファンディング
- ② 寄付型クラウドファンディング
- ③ ファンド投資型クラウドファンディング
- ④ 融資型クラウドファンディング
- ⑤ 株式投資型クラウドファンディング
もっとも始めやすい種類は、購入型クラウドファンディングです。
プロジェクト内容が魅力的であれば、誰でも始める事が出来ます。
上記5つのクラウドファンディングの種類について詳しく紹介していきましょう。
購入型クラウドファンディング
1つ目の種類は「購入型クラウドファンディング」です。
購入型クラウドファンディングは、特定のプロジェクトに対して出資することが出来ます。
出資した人は、リターンとしてお金ではなく商品やサービスを受け取ることが可能です。
クラウドファンディングによって資金を調達し、プロジェクトが成功するとリターンを受け取ることが出来ます。
まだ発売されていない商品やサービスをいち早く受け取ることができ、先行割引価格で入手できるというメリットがあるのです。
しかし出資したプロジェクトが資金調達に失敗する必要もあり、必ずしもリターンを得ることが出来るという確約はありません。
プロジェクト内容が資金調達を行う重要なポイントとなるのです。
寄付型クラウドファンディング
2つ目の種類は「寄付型クラウドファンディング」です。
寄付型クラウドファンディングは、一般的に駅など街中で行われている寄付活動のインターネット版になります。
被災地や貧困地帯などへの寄付を募集するプロジェクト内容が多く、ほとんどのプロジェクトにリターンは設けられていないのです。
見返りはなく、ただボランティアとしてお金を寄付するという事になります。
社会的意義の大きい種類で、社会の発展に気軽に貢献できるというメリットがあるのです。
起案者はクラウドファンディングで寄付を募ることで、不特定多数の人へアピールできるので効率的に資金を調達することが出来ます。
ファンド投資型クラウドファンディング
3つ目の種類は「ファンド投資型クラウドファンディング」です。
ファンド投資型クラウドファンディングは、特定の事業に対して投資を行う内容となっています。
投資した事業が成功すれば、その分の分配金をリターンとして受け取ることが可能です。
高いリターンを期待できる反面で、元割れするリスクを把握しておく必要があるでしょう。
またファンド投資型クラウドファンディングを始めるには、第二種金融商品取引業への登録が必要となります。
融資型クラウドファンディング
4つ目の種類は「融資型クラウドファンディング」です。
融資型クラウドファンディングは、別名ソーシャルレンディングとも言われています。
インターネット情報不特定多数から資金を調達し、お金を借りたい企業へ融資するという投資商品の1つです。
プロジェクトの起案者は、お金を融資したい人と借りたい人との仲介の役割を果たします。
金銭的リターンを目的とし、元本と利回りに応じた利息分を出資者へ配当する仕組みです。
融資型クラウドファンディングを始めるには、第二種金融商品取引法業者・貸金業者へ登録する必要があります。
株式投資型クラウドファンディング
5つ目の種類は「株式投資型クラウドファンディング」です。
株式投資型クラウドファンディングは、未上場企業の株を提供し出資を募る方法になります。
企業情報や事業内容を基に出資を決めることができ、IPO等のEXITを未上場企業が果たせば大きなリターンを得ることが可能です。
ただし未上場企業が、うまく成長できない場合にはリスクがあるという事を覚えておきましょう。
株式投資型クラウドファンディングを始めるには、第一種少額電子募集取扱い業務の免許が必要となります。
使い始める前に!3つの利点と3つの注意点
クラウドファンディングを使い始める前に、利点や注意点を把握しておく必要があるでしょう。
インターネット上の不特定多数から資金を調達できる反面で、注意すべき点もあります。
3つの利点と3つの注意点について紹介していきましょう。
- 【3つの利点】
① 誰でも資金調達ができる
② 様々なリターンを得ることが出来る
③ 知名度をアップさせることが出来る - 【3つの注意点】
① プロジェクト失敗の可能性がある
② 出資後の取り消しは出来ない
③ 悪質な使い道の可能性もある
上記3つの利点と注意点について、詳しく紹介していきましょう。
3つの利点
クラウドファンディングを利用する3つの利点について紹介していきます。
【誰でも資金調達ができる】
クラウドファンディングは誰でも資金調達を行うことが可能です。
一般的な企業であれば、金融機関などから資金を調達していましたが、プロジェクトの内容が魅力的であればクラウドファンディングを使うことで自力で資金を調達することが出来ます。クラウドファンディングが一般的に利用される様になったことにより、より簡単に素早く資金を調達することが可能です。
【様々なリターンを得ることが出来る】
クラウドファンディングへ出資した側にもメリットがあります。
購入型クラウドファンディングならショッピング感覚で、欲しいリターンを選んで出資することが可能です。
まだ世に出回っていない商品やサービスをいち早く手に入れることができたり、金銭的リターンを得ることも出来ます。
【知名度をアップさせることが出来る】
クラウドファンディングを使ってプロジェクトを実施することにより、多くの人へプロジェクト内容を知ってもらうことが可能です。
PR力の強いクラウドファンディングサイトを使えば、うまくメディアに掲載される可能性もあります。
うまく活用して知名度をアップさせることが可能です。
3つの注意点
クラウドファンディングを利用する3つの注意点について紹介していきます。
【プロジェクト失敗の可能性がある】
クラウドファンディングで資金調達に成功したからと言って、プロジェクトが成功するとは限りません。プロジェクトを成功させるためにも、資金調達後のプランをしっかり考えておく必要があるでしょう。また出資者はプロジェクト失敗により、リターンが得られなくなるリスクもあるという事を把握しておく必要があります。
【出資後の取り消しは出来ない】
クラウドファンディングへの出資は、取り消しを行うことが出来ないのです。
やっぱり出資を取り消したいと感じても、出資後のキャンセルは基本的に出来ないということを覚えておきましょう。
【悪質な使い道の可能性もある】
購入型や寄付型クラウドファンディングは、資金調達後の使い道が不明確なことがあるのです。
使い道を明記していても、実際に何に使っているかを確認することが出来なくなっています。
その為、資金調達だけし悪質な使い道に利用している可能性もあるのです。
クラウドファンディングを利用するということは、上記3つのリスクを伴う可能性があるということを把握しておきましょう。
まとめ
クラウドファンディングのアプリについて紹介してきました。
アプリを使うことで、どこにいてもスマートフォンでプロジェクトを管理したり出資を行うことが可能です。
外出先でもクラウドファンディングを利用したいとお考えであれば、アプリの利用をオススメします。ぜひ参考にしてみてください。