クラウドファンディングの調達額ランキング が知りたい!
上記のようにお考えではないでしょうか?
日本で初めてクラウドファンディングのサイトが登場したのが2011年ですが、そこからどんどんクラウドファンディングサイトも利用者数も伸び続けています。またプロジェクト数が多くなるごとに、大型の資金調達に成功しているプロジェクトが数多く出現してきているのです。
今回は有名かつ人気のある、READYFOR・CAMPFIRE・Makuakeの3サイトから大型調達に成功している上位5プロジェクトずつをランキング形式で紹介していきます。
- 1:大型調達に成功!クラウドファンディングランキングTOP15
- 1-1:【第1位】CAMPFIRE 132,302,525円
- 1-2:【第2位】Makuake 128,004,810円
- 1-3:【第3位】Makuake 118,475,860円
- 1-4:【第4位】Makuake 117,745,500円
- 1-5:【第5位】Makuake 97,191,360円
- 1-6:【第6位】Makuake 94,474,700円
- 1-7:【第7位】CAMPFIRE 87,936,374円
- 1-8:【第8位】CAMPFIRE 86,617,291円
- 1-9:【第9位】CAMPFIRE 79,751,388円
- 1-10:【第10位】CAMPFIRE 78,047,044円
- 1-11:【第11位】READYFOR 60,115,200円
- 1-12:【第12位】READYFOR 59,995,000円
- 1-13:【第13位】READYFOR 44,389,000円
- 1-14:【第14位】READYFOR 41,838,000円
- 1-15:【第15位】READYFOR 38,405,000円
- 2:クラウドファンディング3サイトの特徴
- まとめ
1:大型調達に成功!クラウドファンディングランキングTOP15
READYFOR・CAMPFIRE・Makuakeの3つのクラウドファンディングサイトから、大型調達に成功している上位5プロジェクトずつをランキング形式で紹介していきます。
もっとも調達額が高額だったプロジェクトは、CAMPFIREの「OVERDRIVE最終作「MUSICA!」開発プロジェクト」で132,302,525円の資金調達に成功しているのです。(2019/10/14時点、自社調べ)また、高額プロジェクトが多かったクラウドファンディングサイトは、Makuakeと言う結果になりました。
高額出現ランキング1位 | Makuake |
総調達額ランキング1位 | CAMPFIRE |
さっそく15の大型プロジェクトをランキング形式で発表していきましょう。
※2016年~2019年までに掲載されたプロジェクトからランキングを作成しています。
1-1:【第1位】CAMPFIRE 132,302,525円
2019年10月14日時点で、現在終了しているプロジェクトの中で最も資金調達額が大きかったのはCAMPFIREで実施されていた「OVERDRIVE最終作「MUSICA!」開発プロジェクト」です。ゲームブランドのOVERDRIVEが、12年間の活動の最終章としてノベル形式のゲームをリリースするために実施されたプロジェクトになります。
当初の目標金額は39,696,000円でしたが、最終着地での調達総額はCAMPFIRE初の1億円を達成したのです。
1-2:【第2位】Makuake 128,004,810円
第2位のプロジェクトはMakuakeの「自転車+バイク=glafitバイク スマートな折り畳み式電動ハイブリッドバイク」です。
人々の移動をもっと便利で快適で楽しいものにするというコンセプトをもとに、作られた自転車機能と電動バイク機能が搭載されたハイブリッドバイクになりますCAMPFIREのOVERDRIVEが実施したプロジェクトが調達額を超えるまでは、このglafitのバイクが国内クラウドファンディング史上最高額を記録していたのです。現在ではオートバックスを始め、229店舗(2019/10/14時点)で販売されており購入することが出来ます。
1-3:【第3位】Makuake 118,475,860円
第3位はMakuakeで実施されていた「鍵の必要ない世界を。アプリで鍵を管理!スマートロックSESAME セサミmini」です。
セサミは自宅の扉の内側のカギへ、両面テープで取り付けることによってスマホで鍵の開け閉めが出来る様になるスマートロボットになります。セサミを使えば、手ぶらで外出することができ、遠隔開錠や鍵のシェア等を行うことが可能です。
1-4:【第4位】Makuake 117,745,500円
第4位は、Makuakeで実施されていた「衣服、カミソリ、野菜まで!弾ける泡で汚れ落とし超音波洗浄機 Sonic Soak」です。
Sonic Soakは、アメリカ発の次世代超音波洗浄テクノロジーで、どんな汚れも弾き落とすことができます。水に浸せるものであれば、ほぼ何でも汚れの元から落とすことが可能です。持ち運びができる手のひらサイズなので、様々なシーンで活用することが出来ます。
1-5:【第5位】Makuake 97,191,360円
第5位は、Makuakeで実施していた「UMPCを忘れられないあなたへ 超小型パソコン『GPD Pocket』を日本でも」です。
GPD Pocketは超小型サイズの高性能パソコンで、気軽に持ち運びが出来るPCとなっています。デスクトップを接続すれば普段使用している、Wordやエクセルなどのソフトもそのまま使用することが可能です。重くて持ち運びが不便だったPCをそのままコンパクトにした、便利な超小型PCとなっています。
1-6:【第6位】Makuake 94,474,700円
第6位は、Makuakeで実施されていた「小さなボディにフルオーケストラ。Hi-Fiサウンドの完全ワイヤレスイヤホンAir」です。
Airは世界初の振動板とHi-Fiサウンドの完全ワイヤレスイヤホンとなっています。ワイヤレスイヤホンの音質・サイズ感・バッテリーなどのデメリットを全てクリアし、高性能なワイヤレスイヤホンです。Apple製品・Android製品のどちらでも利用することができ、Bluetooth4.2モジュールを使用し接続することができます。
1-7:【第7位】CAMPFIRE 87,936,374円
第7位はCAMPFIREで実施されていた「【ゆるゆり10周年記念】OVA「ゆるゆり、」盛り上げプロジェクト!」です。
このプロジェクトは「ゆるゆり」の原作連載10周年を記念したOVA「ゆるゆり、(てん)」の制作を目的したプロジェクトとなっています。リターンではファンが喜ぶ限定イベントや、このプロジェクトでしかゲットできない限定アイテムが用意されており目標金額1,000万円を大きく超える大成功を収めたのです。
1-8:【第8位】CAMPFIRE 86,617,291円
第8位は、CAMPFIREで実施されていた「PlayStation®4「とある魔術の電脳戦機」に対応するツインスティック!」です。
本プロジェクトは2018年6月・2018年10月にも実施されていたプロジェクトで、ツインスティックの追加生産を行うための内容となっています。
ツインスティックでプレイすることで、自分がロボットを操作するという没入感を強く体感し楽しむことが可能です。前回までのプロジェクトで、支援したかったのに達成スピードが早すぎて出遅れてしまったという多くのユーザーから再生産要望が多く集まりプロジェクトが実施されたのです。待ちに待った再プロジェクトで、目標金額を倍近く超えた結果となりました。
1-9:【第9位】CAMPFIRE 79,751,388円
第9位は、CAMPFIREで実施されていた「創建2677年 石切劔箭神社 「刀剣奉納」プロジェクト」です。
本プロジェクトは、石切釼谷神社(いしきつるぎやじんじゃ)が改行奉祝として作刀当時の石切丸を新たに復元し、その復元刀と矢筒を奉納するために実施されたプロジェクトとなります。豊富なリターンを用意し、当初の目標金額の約8倍となる資金の調達に成功しているのです。
1-10:【第10位】CAMPFIRE 78,047,044円
第10位は、CAMPFIREで実施されていた「【リトルバスターズ!10周年ミッション】「クドわふたー」劇場アニメ化プロジェクト」です。
本プロジェクトは発売から10周年を迎える、リトルバスターズ!のスピンオフ企画「クドわふたー」をアニメ化するためのプロジェクトとなっています。当初は目標金額3000万円達成した場合、20分のOVA制作が目標とされていたのです。しかし目標金額を大きく超える結果となり、40分の劇場版アニメ制作が決定しています。
1-11:【第11位】READYFOR 60,115,200円
第11位は、READYFORで実施されていた「モノづくりが、変わる。5万円台のレーザー加工機 FABOOL」です。
FABOOLは、日本で初めて個人の手でも届く価格で十分なクオリティのレーザー加工機となっています。いままで数十万円~数百万円ほどしたレーザー加工機が、自分で組み立てるキット型での販売によって5万円で手に入れることができるのです。ジーンズにロゴを加工したり、食べ物に文字を入れたりあらゆる素材へ加工を施すことができます。
1-12:【第12位】READYFOR 59,995,000円
第12位はREADYFORで実施されていた「「九五式軽戦車」を日本人の手に取り戻す。修復、里帰り計画」です。
本プロジェクトは、NPO法人 防衛技術博物館を創る会が実施したプロジェクトになります。防衛技術博物館を創る会は、日本初・公営の防衛技術博物館を設立すべく10年にわたって活動を続けていますが、その収蔵品第一号として「九五式軽戦車」を購入するためのプロジェクトです。
日本でかつて一番多く生産された戦車にも関わらず、国内には一台もない九五式軽戦車を日本人の手で買い取ることを目的としています。買取価格は約1億円で、資金調達に失敗すればロシアか中東の石油王などの手に渡ってしまう見込みだったそうです。結果は見事に目標金額を達成し、戦車を日本に迎え入れることが出来ました。
1-13:【第13位】READYFOR 44,389,000円
第13位はREADYFORで実施されていた「下関を世界有数の港町に!複合施設ウズハウスで町を元気にする」です。
本プロジェクトは、築42年の老朽化ビルを改修・再生するためのプロジェクトです。山口県下関市を活性化させ、観光地化することも目的としていてゲストハウス「ウズハウス」をオープンさせることによって多くの人へ下関に来てもらおうとしています。
1-14:【第14位】READYFOR 41,838,000円
第14位はREADYFORで実施されていた「大阪府三島救命救急センター:命と向き合う現場を存続させたい。」です。
本プロジェクトは、大阪府三島救命救急センターが実施した医療を未来につなぎとめるためのプロジェクトとなっています。必要な財源は公的資金で補ってきた大阪府三島救命救急センターだったが、不測の事態で負のスパイラルに陥ってしまったことをきっかけに医療者の人材確保にかかわる運転資金と募ったのです。その結果は、目標金額の倍以上の額を調達することに成功しました。
1-15:【第15位】READYFOR 38,405,000円
第15位はREADYFORで実施されていた「さとやまよ、甦れ!広島に眠る廃校をみんなの居場所に再生しよう」です。
本プロジェクトは広島県知事の湯﨑英彦が実施したプロジェクトとなっています。
プロジェクトの目的は、広島県にある小学校の廃校舎など一定の役割を終えた3つの施設を、地域に愛着をもった人々の手で再び人が集まり、繋がりが生まれる場所へ再生するためのリノベーション費用の調達を目的としているのです。使わなくなってしまった施設を自分たちの手で生まれ変わらせ、活性化させる素晴らしいプロジェクトとなっています。また本プロジェクトはふるさと納税の対象ともなっているのです。
2:クラウドファンディング3サイトの特徴
大型の資金調達に成功したプロジェクトについて紹介してきました。
大型プロジェクトが多く特に目立ったのは、Makuakeです。
大型プロジェクトが多かった順に、それぞれのクラウドファンディングサイトの特徴について紹介していきましょう。
- Makuake
- CAMPFIRE
- READYFOR
これからクラウドファンディングを利用しようとお考えであれば、それぞれの特徴を理解してピッタリなサイトを選ぶことをおすすめします。
2-1:Makuake
Makuakeは、国内NO.1クラウドファンディングサービスです。
(出所:株式会社矢野経済研究所作成 2018年度版国内クラウドファンディングの市場動向)
Makuakeでは特許取得済みの市場分析ツールを使用することができ、支援者の属性を把握しデータをもとにプロジェクトを実施することが出来ます。圧倒的なPR力を誇っており、プロジェクトをメディアに掲載してもらえる可能性もあり知名度アップを期待することが可能です。
また、6店舗ある展示・販売スペースを活用し伊勢丹新宿店や蔦屋書店などで展示・販売することができます。圧倒的なPR力と、データ解析を利用して確実にプロジェクトを成功させたい場合には、今もっとも勢いのあるMakuakeを利用してみると良いでしょう。
2-2:CAMPFIRE
CAMPFIREは、27,000件以上のプロジェクトが実施され1,630,000人以上の支援者から総額148億円以上の支援実績のあるクラウドファンディングサイトです。(2019年10月14日時点)
音楽や本・漫画・アート・映画などのクリエイター系プロジェクトを中心に、社会貢献・地域活性化系などの様々なジャンルのプロジェクトが実施されています。READYFORと同時期にリリースされたと言われており、日本でも歴史のあるクラウドファンディングサイトです。
2-3:READYFOR
READYFORは、日本で初めてクラウドファンディングサイトをリリースした会社です。
社会貢献系のプロジェクトを中心に、豊富な経験と実績をもとにプロジェクト発案者をサポートします。
アイディアの相談段階から実現まで、担当者が必ず付き徹底的に挑戦者をサポートするという特徴があるのです。さらにREADYFORはプロジェクト成功率が高いという特徴があります。業界平均が30%程度の成功率に比べ、READYFORでは達成率75%という数字をたたき出しているのです。(出所:READYFOR公式サイト)いままでの成功プロジェクト傾向を分析し、その知見を活かしたノウハウで挑戦者を成功へと導きます。
手厚いサポート体制で支援してほしい!そんな時にはREADYFORを利用すると良いでしょう。
まとめ
クラウドファンディングの調達額ランキングを紹介してきました。
今回紹介してきたプロジェクト以外にも、大型の資金調達に成功したプロジェクトは数多く存在してます。
ぜひ各サイトをチェックしてみてください。