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ベンチャーキャピタル投資額ランキングTOP10!2019年投資動向を調査

ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタルの投資額ランキングが知りたい。

ベンチャー企業が、どのくらいベンチャーキャピタル(以下、VCと略す)から投資を受けることが出来るのか気になりますよね。

今回は2018年のVC投資金額ランキングから、今年2019年の現状投資状況について解説していきましょう。

参考:VEC 一般財団法人ベンチャーエンタープライズセンター

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1:2018年ベンチャーキャピタル投資金額ランキングTOP10

2018年のベンチャーキャピタル投資金額で上位10社を一覧で紹介しましょう。

JapanTaxi株式会社がトヨタ自動車やNTTドコモから123億円を調達し、大企業の威力がはっきりと分かる結果となりました。

ベンチャーキャピタル 投資額ランキング
 

ベンチャーキャピタル 投資額ランキング 2
参考:一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会

2:2019年第1四半期と前年を比較

2019年のVC投資状況は、どの様になっているのか・・・。
これからVCから投資を受けようか考えている、今後の傾向が知りたい・・・。

上記の様に考えた場合、今年のVCの投資状況が気になるはずです。
VEC(一般財団法人ベンチャーエンタープライズセンター)が発表した、2019年1Qのベンチャーキャピタル投資動向調査をもとに2018年の結果と比較してみましょう。

  • 第1四半期 投資総額と件数の比較
  • 第1四半期 業種別動向の比較

今回は、上記2つの点について2019年第1四半期 (以下、1Qと略す)と2018年1Qで比較していきます。
結論からお伝えすると、2019年の方が昨年よりも投資額自体はアップしている結果になっているのです。
ただし件数自体は減少しているので、VC側が投資に慎重姿勢となりつつあることが分かります。

上記結果を含めて、詳しく解説していきましょう。

2-1:第1四半期 投資総額と件数の比較

2019年の1Q 投資総額と件数を前年1Qと比較していきます。

VC
2019年1Qは、昨年よりも23.7%投資額が増えて486.2億円という結果になっています。しかし件数で見てみると昨年より35件減っているのです。

2019年 投資動向
投資総額だけで見れば2013年1Q調査開始以来の最高値になっています。
しかし金額を大きくアップさせたのが、株式会社INCJのダイナミックアップ基盤株式会社への180億円を上限とする出資があったからであって投資傾向としては上昇はしていないと考えられているのです。

上記結果からVC側が昨年よりも投資に慎重姿勢になってきていることが分かります。

2-2:第1四半期 業種別動向の比較

2013年の調査開始以来の最高額となった2019年1Qの結果から、VCはどのような業者に投資を行っているのかVEC発表の結果をもとに比較します。結果からお伝えすると「コンピュータ及び関連機器、ITサービス」が前年より大幅にアップした結果になったのです。

しかし、株式会社INCJの高額投資を抜けば、コンピュータ及び関連機器、ITサービスは逆に大きく減少していることが分かります。

ベンチャー投資 業種別
半導体、電機一般、バイオ、製薬、メディア、娯楽、小売り、消費財は前年よりも金額・シェア共に増加していることが分かります。

VC 業種別投資動向
2019年1Qの業種別結果から見ると、1位がコンピュータ及び関連機器、ITサービスで2位がバイオ・製薬、3位がメディア・娯楽・小売り・消費財という結果です。

3:【ステージ別】ベンチャー投資動向の比較

ステージ別でのベンチャー投資動向が知りたいな。

ご自身のステージ別にVCがどのステージへ多く投資をしているのか気になりますよね。
2章では全体の投資額や動向について紹介してきましたが、この章ではシード・アーリー・エクスパンション・レーターごとに2019年1Qの結果をお伝えしていきましょう。

  • ステージ別 投資額の比較
  • ステージ別 業種ごとの投資額比較

上記2つの比較をステージ別に紹介していきます。
結論を先にお伝えすると、2019年1Qではアーリーへの投資額が突出した結果となっているのです。
日本国内全体で、投資資金が「最初期」アーリーのベンチャー企業へ向かっていることが分かります。

3-1:ステージ別 投資額の比較

2019年1Qの投資額結果をステージ別に比較していきましょう。
(株式会社INCJを覗いた数値結果です。)

ベンチャーキャピタル ステージ
上記の表を見れば一目瞭然で、アーリー期への投資額が突出していることが分かります。中でもシードとアーリーが1Qでは投資額が多く、合算比率は72.3%です。合算比率72.3%を2018年1Q(62.2%)と比較してみると、+10.1%増えていることが分かります。また2018年4Q(66.1%)と比較しても+6.2%増加しているのです。エクスパンション・レーター(合算比率27.7%)は、2018年1Q・2018年4Qともに減少傾向にあることが分かります。件数を見てみましょう。

ベンチャーキャピタル ステージ 件数
件数を見てみても、アーリ期は件数・比率共に前年よりもアップしています。

3-2:ステージ別 業種ごとの投資額比較

ステージ別、業種ごとの投資額を比較していきましょう。

ベンチャーキャピタル ステージ 業種
業種ごとに投資額を比較してみても、やはりアーリー期に投資額が集中しています。

特にコンピュータ及び関連機器、ITサービスがアーリーへの投資に突出しているのです。
ソフトウェア」「半導体・電機一般」「バイオ・製薬」「医療機器・ヘルスケアサービスなどもアーリー期への投資傾向が強くなっています。2019年1Qの時点では、アーリー期への投資がVCから集中しているのです。

日本では新規事業を始めるのが難しいとされていますが、今ではJALや日本たばこ産業等の様々な企業がスタートアップ投資に着目しています。様々な企業がスタートアップ投資に参加し始めたことでアイディアや技術があれば投資をうけることが可能なのです。投資額動向からみても、最初期のベンチャー企業に投資額が集中しています。

まとめ

ベンチャーキャピタルの投資額について詳しく紹介して決ました。

2019年1Qの結果としては、投資額は増えたものの投資件数は前年より減少傾向となっているのです。VC側が投資に慎重姿勢になっていることが考えられます。ただしアーリー期への投資額も増えており、最初期のベンチャー企業にとっては有利な環境になってきたことがうかがえます。

今後のベンチャーキャピタル投資額にも、しっかりと着目していきたいですね。

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