ベンチャーキャピタルは評判が悪い!?評価の3つのポイントと3社を比較

ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタルの評判が知りたい。

上記のように、今後ベンチャーキャピタルからの資金調達をお考えている場合には評判が気になりますよね。

ベンチャーキャピタルの評判は会社により異なり、資金調達するベンチャーキャピタルについて事前に調査する必要があるでしょう。

今回は有名なベンチャーキャピタル3社の評判について詳しく紹介していきます。

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1:ベンチャーキャピタルを評価する時の3つのポイント

ベンチャーキャピタル選びで失敗したくないな・・・。

日本の起業家は資金調達に必死で、ベンチャーキャピタルより下手にでてしまいがちです。

しかし本来は、企業家がベンチャーキャピタルを選ぶ立場にあります。

ベンチャーキャピタル選びに失敗しないためには、自分でベンチャーキャピタルを評価してみると良いでしょう。

評価するにあたりチェックしたい3つのポイントがあります。

  • 自分からベンチャーキャピタルに質問をする
  • 過去に投資を受けた企業に評価を聞いてみる
  • Exitまでの計画を事前にすり合わせる

上記3つのポイントについて詳しく紹介していきましょう。

1-1:自分からベンチャーキャピタルに質問をする

1つ目のポイントは、自分からベンチャーキャピタルに質問をするという点です。

米国の成功してきた起業家は、面談時に質問をする傾向があります。主に質問すべきポイントは4つです。

  • (1)過去に投資した企業の支援内容について
  • (2)追加投資の可能性について
  • (3)ファンド規模、予算、期間について
  • (4)担当者について

これからExitまでチームとなるベンチャーキャピタルと上手にやっていくことができるのか、体制や気になる点について質問をしてみましょう。

1-2:過去に投資を受けた企業に評価を聞いてみる

2つ目のポイントは、過去に投資を受けた企業に評価を聞いてみるという点です。

自分の思い込みやインターネット上の評価に惑わされないためにも、過去に投資を受けた企業から話を聞いてみましょう。

ベンチャー企業の支援はどうだったか、投資後のサポートや対応はどうだったのか等を確認してみます。第三者の意見を聞くことで、有効的にベンチャーキャピタルを知ることが出来るでしょう。

1-3:Exitまでの計画を事前にすり合わせる

3つ目のポイントは、Exitまでの計画を事前にすり合わせるという点です。

日本におけるベンチャーキャピタルの多くは、ハンズオン型の体制をとっています。経営内部にまで関わってくるので、担当者とは入念に話し合っておく必要があるでしょう。Exitまでの資本政策や、どの段階で資金が必要となるかなどを自分で決めて提案する必要があります。

ベンチャーキャピタル側の提案を全て受け入れるのではなく、どの様に対応してくるのかも見てみるべきでしょう。

2:ベンチャーキャピタル3社の評判と概要

ベンチャーキャピタルの会社ごとの評判は?

今回は日本のベンチャーキャピタルの中でも、有名かつ魅力的な3つのベンチャーキャピタルの評判を紹介していきます。

  • ジャフコ
  • 日本ベンチャーキャピタル
  • 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ

上記3つのベンチャーキャピタルは、いずれも評判が良い印象です。

起業家からすると魅力的で有益な資金調達を行うことができるベンチャーキャピタルとなっています。

さっそく3つのベンチャーキャピタルについて詳しく紹介していきましょう。

2-1:ジャフコ

株式会社ジャフコ

  • 会社名:株式会社ジャフコ(略称 JAFCO)
  • 所在地:東京都港区虎ノ門1-23-1 ヒルズ森タワー24階
  • 設立日:1973年4月5日

ジャフコは、累計IPO数1005回という豊富な実績をもつベンチャーキャピタルです。

日本に古くからあるベンチャーキャピタルで、日本最大級の規模を誇っています。

ジャフコは資金面だけの支援ではなく、ジャフコが持っている巨大なネットワークを絡めたビジネスディベロップメントによるサポートがあります。実際に利用した起業家からも評判がよく、企業の成長に欠かせない販売先や人材の紹介など大きなメリットをうけることが可能です。

日本だけでなく海外にも支店があり、世界中の企業へ安定した資金力と高い専門知識で積極的に投資を行っています。

ジャフコから資金を調達することにより、大きなメリットを受けることが可能です。

しかし人気のベンチャーキャピタルだけあり、審査基準は他のベンチャーキャピタルよりも厳しい内容となっています。ジャフコは、数百万円単位での投資は行わず、数千~数億単位での投資を行う特徴があるのです。どれだけ投資の費用対効果があるのか、成長性の見込めるビジネスなのかということをアピールする必要があります。ジャフコから投資を受けることが出来れば、IPOへ効果的につなげることができるでしょう。

ジャフコの公式サイトを見る

2-2:日本ベンチャーキャピタル

日本ベンチャーキャピタル株式会社

  • 会社名:日本ベンチャーキャピタル株式会社(略称 NVCC)
  • 所在地:東京都千代田区丸の内2丁目4番1号 丸の内ビルディング34階
  • 設立日:1996年2月1日

日本ベンチャーキャピタルは、企業経験や大企業での経営経験に基づいたノウハウ・幅広いネットワークを活かしたサポートが評判のベンチャーキャピタルです。

1996年に設立された日本ベンチャーキャピタルは、自らがベンチャー企業の起業家・大企業でベンチャー支援を行てきた事業家によって設立されました。これらの経験を活かし、創業初期から上場までを支援することが可能です。

コンサルティング事業にも力を入れているので、経営ノウハウの少ない企業家でも安心して相談・利用することが出来ます。

日本ベンチャーキャピタルの公式サイトを見る

2-3:伊藤忠テクノロジーベンチャーズ

伊藤忠テクノロジーベンチャーズ

  • 会社名:伊藤忠テクノロジーベンチャーズ
  • 所在地:東京都港区北青山2-5-1 伊藤忠ビル4階
  • 設立日:2000年7月25日

伊藤忠テクノロジーベンチャーズは、スピード性のある有力なベンチャーキャピタルと評判の会社です。

日本の五大商社と言われている伊藤忠グループの傘下にあるベンチャーキャピタルで、全世界にあるネットワークを活かした投資活動を行っています。アーリーステージからレイターステージまで、最大5億円までの投資を行うことが可能です。

また伊藤忠テクノロジーベンチャーズはスピード性があるという特徴があります。伊藤忠本体の投資判断を待つ必要がないため、有望なベンチャー企業を発掘してから投資まで2~3か月ほどで投資を行うことが可能です。

またアーリステージの投資においては、「人」を見て信頼できるか成長性を感じられるか等を判断するそうです。

伊藤忠テクノロジーベンチャーズから資金調達をしたい場合には、ヒューマンリソースをアピールするようにしましょう。

伊藤忠テクノロジーベンチャーズの公式サイトを見る

3:初めてのVC面談!失敗しないための3つのポイント

ベンチャーキャピタルから投資を受けるためには、面談が必要となります。

評判の良いベンチャーキャピタルと面談の機会をもらえたら、失敗したくないと感じるはずです。

初めてベンチャーキャピタルと面談する時は、慣れていないため勘違いをしている起業家が多くいます。

失敗しないためのポイントをしっかり把握しておくことで、面談を成功させることができるでしょう。3つのポイントについて紹介します。

  • 面談はプレゼン大会ではない
  • 競合について入念なリサーチをする
  • 投資を断られても不機嫌な態度はとらない

基本的なことですが、上記3つのポイントが面談においては重要なポイントとなります。

さっそく3つのポイントについて詳しく紹介していきましょう。

3-1:面談はプレゼン大会ではない

1つ目のポイントは、面談はプレゼン大会ではないということです。

面談でベンチャーキャピタルが重視しているポイントは、事業内容や市場・チームの3つについて深くディスカッションをしたいと考えています。しかし起業家の多くは、自身の会社のことを知ってもらいたいとプレゼンで1時間まるまる使ってしまうことがあるのです。

面談はプレゼン大会ではなく、ディスカッションを行う場となっています。

自社のプレゼンは15分未満で終わらせ、残りの時間はディスカッションを行うスタイルで行きましょう。ディスカッションは資料では伝わってこない「人」を見る場ともなります。ベンチャーキャピタルの多くは投資を出来る人物かという所を見ているのです。

あなたの深い考えを知ってもらい、ヒューマンリソースをアピールしましょう。

3-2:競合について入念なリサーチをする

2つ目のポイントは、競合について入念なリサーチをするという点です。

面談の中で「競合はいますか?」という質問に対し「競合はいません」とは回答しないようにしましょう。
競合はいませんという回答は、本当にちゃんと調べたのか?という不信感を与えてしまうからです。

仮に競合が居ない場合にもなぜ競合がいないのか」「これから大企業が参入してくる可能性はないのか」「大企業が参入してきた場合に、どう打ち勝つのかなどの考えを伝えるようにしましょう。ただ単に「競合はいません」だけで終わらせてしまっては、リサーチ不足と捉えられ悪いイメージを与えてしまいます。十分に注意する様にしましょう。

3-3:投資を断られても不機嫌な態度はとらない

3つ目のポイントは、投資を断られてしまっても不機嫌な態度を見せないという点です。

投資を断られてしまうのは非常に残念なことですが、不機嫌な態度や感情をあらわにしてしまう行為は大事なチャンスを逃してしまうことになるでしょう。ベンチャーキャピタルは投資を断る際に、率直な意見やアドバイスを伝えます。

その際に、起業家が不機嫌な態度であれば更に不機嫌にさせないように、意見やアドバイスを控える場合があるのです。

率直な意見やアドバイスは、企業を成長させる上で非常に貴重な材料となります。また、一度投資を断られても2回目で投資を受けることが出来る可能性も十分にあるので、意見・アドバイスをしっかり受け止め次回の審査に活かせるようにしましょう。

まとめ

ベンチャーキャピタルの評判について詳しく紹介してきました。

ベンチャーキャピタルは会社によって、親身になり創業当初からサポートしてくれる会社もあります。

ベンチャーキャピタルから投資を受ける前には、妥協せずにしっかりと評判を確認する様にしましょう。

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