【2019年12月版】資金調達15種類まとめ!方法別メリットとデメリット

資金調達 種類

資金調達の種類が知りたい!

上記のように資金調達方法の種類が知りたいとお考えではないでしょうか。

企業の資金調達は、どの成長段階であっても必然的な課題となります。

多くの資金調達方法の種類を把握しておくことで、有効的に活用していくことが可能です。

今回は、企業の資金調達の種類について詳しく紹介していきます。

企業が使える!資金調達方法15種類

積み木

企業が使える資金調達方法は何種類あるの?

資金調達の選択肢を広げるためにも、資金調達方法の種類は沢山知っておくべきです。

企業が使える資金調達を15種類紹介します。

  • 銀行融資
  • 日本政策金融公庫の融資
  • 信用保証協会の融資
  • ビジネスローン
  • ベンチャーキャピタル
  • エンジェル投資家
  • 私募債
  • 流動資産担保融資ABL
  • 新株予約権
  • ファクタリング
  • 手形割引
  • M&A
  • クラウドファンディング
  • 助成金・補助金
  • 家族や知人から借入

上記15種類の資金調達方法について、詳しく紹介していきましょう。

ぜひ資金調達の参考にしてみてください。

銀行融資

1つ目の種類は「銀行融資」です。

ここでは、信用保証協会を通さないプロパー融資について紹介します。

銀行からの融資は、金利が低く資金調達としてはオススメの方法です。

ただし銀行融資の審査は非常に厳しく、実績や信用力がない企業の場合には借入することができません。創業間もない会社や起業家では、まず融資を受けることは不可能だと言えるでしょう。非常にハードルの高い資金調達方法と言えます。

関連記事:【資金調達】銀行で赤字企業が借入する!失敗しない決算書の作り方

日本政策金融公庫の融資

2つ目の種類は「日本政策金融公庫の融資」です。

日本政策金融公庫とは、国が100%出資している政府系の融資専門の金融機関になります。中小企業や個人事業主へのサポートを中心に支援を行っているので、中小企業や起業家でも融資を受けることが可能です。また、金利も非常に低く設定されています。

ただし融資専門の金融機関のため、審査時間が長く1ヶ月前後かかります。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

関連記事:日本政策金融公庫は創業時に強い!経営者必見の理由と9つの融資制度

信用保証協会の融資

3つ目の種類は「信用保証協会の融資」です。

信用保証協会の融資とは、銀行からの借入に対し信用保証協会が債務保証をする仕組みとなります。

銀行からの借入を行う際に、信用保証協会の保証が付くので銀行が背負うリスクが無くすことが可能です。

そのため、信用保証協会を通すことで銀行から借入がしやすくなります。ただし審査の手続きが多く、最低でも資金調達まで2ヶ月前後かかってしまうのです。さらに借入額の内、50%の自己資金が必要となります。

自己資金がある程度ないと利用することが出来ないので注意が必要です。

ビジネスローン

4つ目の種類は「ビジネスローン」になります。

ビジネスローンとは、銀行や民間の消費者金融が提供している法人向け融資のことです。無担保・無保証人で借入することができ、銀行融資に比べると審査ハードルが低いという特徴があります。最短で即日資金調達が可能で、高い確率で現金を手にすることが可能です。

お金を借りやすいというメリットがある一方で、金利は高く設定されています。

単発的な資金調達方法として活用すべき種類の1つです。

ベンチャーキャピタル

5つ目の種類は「ベンチャーキャピタル(VC)」を紹介します。

ベンチャーキャピタルとは、成長性のある未上場企業に出資し、お返しとして株式を受け取ります。ベンチャーキャピタルは、出資企業がIPO(上場)やM&A等によってEXIT(目標達成)をした際に、株式を売却し利益を得ることを目的としているのです。

ベンチャーキャピから出資を受けることができれば、運営歴や信用力の足りないベンチャー企業等でも資金調達することができます。さらに返済する必要のないお金なので、金利や利息について考える必要は無いのです。

ただしベンチャーキャピタルは、出資した企業がIPOやM&Aによって目標を達成することを目的としています。そのため経営方法に口出しをされる可能性があり、思い通りの経営が出来なくなる可能性もあるのです。

関連記事:ベンチャーキャピタルを学ぶ!ベンチャー経営者必見の資金調達方法

エンジェル投資家

6つ目の種類は「エンジェル投資家」です。

エンジェル投資家とは、成長性のある有望な起業家やベンチャー企業に個人的に投資する人のことを指します。

もともと経営者だった人物や起業家から転身する者が多いです。エンジェル投資家からの出資は、想像よりも巨額の資金を調達できる可能性もあります。先輩起業家としてのアドバイス等も受けることができ、近い距離間でサポートしてもらうことが可能です。

私募債

7つ目の種類は「私募債」です。

私募債はあまり知られていない資金調達方法ですが、企業の資金調達方法として有効的に利用することができます。

私募債は社債を発行し、少数の投資家から借入する方法です。担保や保証人は不要で利用することができます。

ただし企業価値や信用力が高い必要があり、魅力的な企業でないと出資者が現れない可能性があるでしょう。

流動資産担保融資ABL

8つ目の種類は「流動資産担保融資(ABL)」です。

流動資産担保融資(ABL)は、在庫や原材料等の流動資産を担保にする資金調達方法となります。

現状、売却に至るまで用途がない流動資産を活用し資金調達することが可能です。

ただし流動資産担保融資(ABL)を利用した場合、担保にする在庫や原材料等が金融機関の管理下に置かれます。

そのため在庫や原材料等を自由に使用できなくなるというリスクがあるのです。

新株予約権

9つ目の種類は「新株予約権」を紹介します。

新株予約権とは、任意の会社の株式を交付してもらえる権利です。

新株予約権がついている社債は、一般的な社債と比べて出資者から見た魅力が高くなる傾向があります。

社債に新株予約権を負荷することで、融資条件を緩和してもらいやすくなり資金調達しやすくなるメリットがあるのです。

ただし新株予約権が行使すると、一株当たりの価値が低下します。そのため利用時には、あらかじめ注意しておく必要があるでしょう。

ファクタリング

10個目の種類は「ファクタリング」です。

ファクタリングとは、信用力の高い取引先との売掛債権(請求書)をファクタリング会社に譲渡することで、支払い期日前に売掛金を回収する方法になります。借入ではないので、請求書があれば誰でも資金調達に活用することが可能です。

キャッシュフローの改善や貸借対照表をスリム化する効果があります。

ただしファクタリング会社の利用時に発生する手数料が高いため、頻繁に利用することは控えるべき方法と断言できるでしょう。

関連記事:ファクタリングの全てが解る!経営者へ本当におすすめしたい優良店7選

手形割引

11個目の種類は「手形割引」です。

手形割引は商取引で受け取った手形を、銀行や手形割引業者に売却することで期日前に売上を回収する資金調達方法となります。

ファクタリングと似ていますが、まったく別の資金調達方法です。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

関連記事:ファクタリングと手形割引3つの違い!選ぶポイントを状況別に伝授

M&A

12個目の種類は「M&A」です。

M&Aとは、会社や事業を売却することによって資金調達する方法になります。

経営状態が良い会社や将来性の高い事業であれば、一度に高額な資金を獲得することが可能です。ただしM&A先が見つからない可能性や、希望の額では売却できない可能性もあります。

M&Aと言うと日本ではネガティブなイメージが強いですが、海外では最初からM&Aを目的としている経営者も存在するほど有効的な資金調達方法なのです。

クラウドファンディング

13個目の種類は「クラウドファンディング」を紹介します。

クラウドファンディングとは、インターネット上で「夢・商品・事業計画等」を公表することで賛同してくれた不特定多数の人物から資金調達する方法です。実績や信用力に関わらず、素晴らしいアイディアがあれば誰でも活用することができます。

銀行やVC以外の資金調達方法として、ベンチャー企業等が新たに活用すべき資金調達方法です。

関連記事:【初心者向け】クラウドファンディングとは?3つの種類と基本の選び方

助成金・補助金

14個目の種類は「助成金・補助金」です。

助成金や補助金は、国や自治体が提供する返済不要のお金を指します。

助成金は要件を満たせば、どの企業でも資金を受給することが可能です。

補助金に関しては、厳しい募集要項と審査に通過する必要があります。

どちらのお金も返済不要で受けとることが出来るので、企業の有効的な資金調達方法と言えるでしょう。

ただし資金調達までの準備が大変である点と、基本的に後払いなので一旦は事業資金を負担する必要があります。

創業資金としての活用等でお考えであれば、向いていない資金調達方法と言えるでしょう。

家族や知人から借入

15個目の種類は「家族や知人からの借入」です。

資金調達には、家族や友人・知人から借入をするという手段もあります。

信頼関係のある親しい間柄であれば、難しい手続きや審査を必要とせず借入することが可能です。ただし、返済が遅れたりするとトラブルに発展しやすいというデメリットもあります。大切な人との絆が壊れてしまう可能性もあるため、借入の際には十分に話し合う必要があるでしょう。

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資金調達方法は3つある!メリットとデメリット

グラフ

資金調達方法には大きく分けて3つの方法があります。

3つの方法は、事業モデルや時期によって選ぶべき方法が異なるのです。

3つの資金調達方法を紹介します。

  • エクイティファイナンス 
  • アセットファイナンス
  • デッドファイナンス

資金調達の種類は、上記3つの方法に分けることが可能です。

3つの方法ごとに、特徴とメリット・デメリットについて解説していきましょう。

エクイティファイナンス

1つ目の方法は、エクイティファイナンスです。

エクイティファイナンスは、株式の譲渡と引き換えに出資を受けることのできる資金調達方法となります。

主なエクイティファイナンスを紹介しましょう。

エクイティファイナンスのメリットとデメリットを紹介します。

メリット

  • 返済義務がない
  • 自己資本が強くなり、財務基盤が安定する
  • 運用歴や信用力に関わらず資金調達可能

デメリット

  • 思いどおりの経営ができなくなる可能性
  • 株主に配当金を支払う必要がある
  • 上場もしくはM&Aまで責任から逃げられない

アセットファイナンス

2つ目の方法は、アセットファイナンスです。

アセットファイナンスとは、会社で保有している資産を売却し資金を調達する方法になります。

具体的なアセットファイナンスを紹介しましょう。

  • ファクタリング
  • 固定資産の売却(不動産等)

アセットファイナンスのメリットとデメリットを紹介します。

メリット

  • 信用力に関わらず資金調達が可能
  • 資産売却によりオフバランス化を測れる
  • 借りずに資金調達が可能

デメリット

  • 価値のある資産保有が大前提

デッドファイナンス

3つ目の方法は、デッドファイナンスです。

デッドファイナンスとは、いわゆる借金(負債)による資金調達方法になります。

主なデッドファイナンスについて紹介しましょう。

  • 銀行融資
  • 日本政策金融公庫の融資
  • その他、借入全般

デッドファイナンスのメリットとデメリットを紹介します。

メリット

  • 資金調達先が豊富
  • 利息が税務上の損金であるため、税金を抑える効果がある

デメリット

  • 返済義務がある
  • 利息がある
  • 自己資本比率が下がり、信用力低下の可能性

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状況別で選ぶ!資金調達方法

スタートアップ

資金調達方法は、会社の成長段階や状況によって選ぶべき方法が異なります。

安易に資金調達方法を決めてしまうと、失敗する可能性が高くなってしまうのです。

3つの状況別に選ぶべき資金調達方法を紹介します。

  • スタートアップ
  • ベンチャー企業
  • 成熟期

さっそく上記3つの状況別に、オススメの資金調達方法と種類について紹介していきましょう。

スタートアップの資金調達

1つ目は、スタートアップの資金調達方法です。

スタートアップは、起業や新規事業の立ち上げを指します。スタートアップ期において、成長スピードは非常に大切なポイントです。

スタートアップ期の資金調達においてもスピードが大切になります。スタートアップ期に活用すべき資金調達方法を4つ紹介しましょう。

  • ベンチャーキャピタル
  • エンジェル投資家
  • クラウドファンディング
  • 日本政策金融公庫

クラウドファンディングや日本政策金融公庫からの資金調達は、前もって準備が必要です。

早めから準備し、資金投入のタイミングを誤らないようにしましょう。

ベンチャー企業の資金調達

2つ目は、ベンチャー企業の資金調達方法です。

ベンチャー企業の資金調達では、スタートアップと同様にエクイティファイナンスでの資金調達が主な方法となります。

運用歴や実績が浅い傾向のある、ベンチャー企業でも利用できる資金調達方法を3つ紹介します。

  • ベンチャーキャピタル
  • クラウドファンディング
  • 日本政策金融公庫

上記3つの方法は、ベンチャー企業が有効的に活用できる方法と言えるでしょう。

成熟期の資金調達

3つ目は、成熟期の資金調達方法です。

会社は事業拡大や人材確保等していくと、組織的にどんどん大きくなります。

成熟期の段階に入った企業でも、成長を遂げるためには資金調達が必要です。

そんな成熟期の企業が活用できる資金調達方法を5つ紹介します。

  • 銀行
  • 日本政策金融公庫
  • M&A
  • 助成金・補助金
  • ファクタリング

一時的な資金調達であればファクタリングを利用することで、キャッシュフローの改善に役立てることが可能です。

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まとめ

資金調達の種類について詳しく紹介してきました。

企業が使える資金調達の種類は、主に15個あります。

資金調達の選び方は、事業モデルや企業の成長段階によって変わってくるのです。

会社が求める資金調達までのスピードや特徴に合わせて、資金調達の種類を選んでみましょう。

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