3社間ファクタリングについて詳しく知りたい。
上記のように、3社間ファクタリングについて詳しく知りたいとお考えではないでしょうか。
3社間ファクタリングは、ファクタリングの1種の契約方法です。
ファクタリング契約の中でも、手数料が安く審査に通りやすいというメリットがあります。
そんな3社間ファクタリングについて、詳しく紹介していきましょう。
1:3社間ファクタリングとは?流れを紹介
3社間ファクタリングって、どのような契約方法なの?
上記のように、3社間ファクタリングについて流れも含めて詳しく知りたいとお悩みでしょう。
3社間ファクタリングは、利用者(あなたの会社)と売掛先、ファクタリング会社の3つの企業間で行うファクタリング契約です。この3社間ファクタリングが、世の中で認知されている「ファクタリング」の本来の契約方法になります。
どのような流れで契約を行うのか、詳しく紹介していきましょう。
1-1:3社間ファクタリングの流れ
3社間ファクタリングの流れについて詳しく紹介します。
- ①売掛金が発生
- ②ファクタリング会社へ買取申込をする
- ③売掛先へ債権譲渡の承諾を得る
- ④手数料を差し引いた買取金額を入金
- ⑤売掛金の支払い期日、売掛先からファクタリング会社へ売掛金を振込
3社間ファクタリングは、上記の流れで行います。
利用時には必ず、売掛先へ債権譲渡の承諾を得る必要があるのです。承諾を得られない場合は、3社間ファクタリングを利用することはできません。
3社間ファクタリングを利用した場合、売掛先は売掛金の支払い期日に売掛金の支払いをファクタリング会社へ行う必要があるのです。本来の掛け取引では発生しない「手間」をかけさせることになるため、利用時には注意が必要となります。
この3社間ファクタリングで、利用者側が得られるメリット・デメリットについて紹介していきましょう。
2:3社間ファクタリング4つのメリット
ファクタリング契約には、3社間ファクタリングとは別に2社間ファクタリングがあります。
3社間ファクタリングを利用して、ファクタリングを行うメリットは主に4つあるのです。
- 手数料が安い
- 回収義務がない
- 審査に通りやすい
- 個人事業主でも利用できる
3社間ファクタリングには、上記4つのメリットがあります。
売掛先から債権譲渡の承諾を得られるようであれば、3社間ファクタリングでの契約がおすすめです。
上記4つのメリットについて、詳しく紹介していきましょう。
2-1:手数料が安い
1つ目のメリットは、手数料が安いという点です。
3社間ファクタリングは、もう1つの契約方法である2社間ファクタリングよりも手数料が安く設定されています。
- 3社間ファクタリング:1%~5%
- 2社間ファクタリング:5%~20%
上記のように、3社間ファクタリングの手数料は圧倒的に低く設定されていることが分かるでしょう。
売掛先へ債権譲渡の通知を行うことで、売掛金の未回収リスクを低く抑えることができるからです。
債権譲渡通知を行わない場合、売掛金を返金しなかったり、複数社へ二重譲渡する企業が居ます。
このようなリスクがなくなるため、ファクタリング会社も手数料を低く設定することが可能です。
2-2:回収義務がない
2つ目のメリットは、回収義務が無いという点になります。
3社間ファクタリングでは、売掛先が売掛金の支払いを直接ファクタリング会社へ行うのです。
利用者は売掛金の回収業務がなくなり、売掛金の管理をせずに済みます。
2-3:審査に通りやすい
3つ目のメリットは、審査に通りやすいという点です。
3社間ファクタリングは、ファクタリング会社が背負う未回収リスクを最小限に抑えることができます。
そのため、2社間ファクタリングに比べると審査に通りやすいというメリットがあるのです。
どうしてもファクタリングを利用したい!という場合にも、審査通過率の高い3社間ファクタリングをおすすめします。
2-4:個人事業主でも利用できる
4つ目のメリットは、個人事業主でも利用できるという点です。
3社間ファクタリングでは、2社間ファクタリングで必要となる「債権譲渡登記」を行う必要がありません。
債権譲渡登記は、債権を第三者へ譲渡したことを公的に証明する書類です。この債権譲渡登記は、法人しか利用することができません。3社間ファクタリングでは、売掛先へ債権譲渡の承諾を得るため、債権譲渡登記は必要ないのです。
そのため、3社間ファクタリングを利用すれば、個人事業主でも利用することができます。
3:3社間ファクタリング3つのデメリット
上記のように、3社間ファクタリングのデメリットについて知りたいとお考えではありませんか。
3社間ファクタリングに申込をする前に、3つのデメリットについて把握しておきましょう。
- 売掛先への印象が悪くなる危険性
- 即日資金調達は出来ない
- スムーズに契約ができない可能性
上記3つのデメリットについて、詳しく紹介していきます。
3-1:売掛先への印象が悪くなる危険性
1つ目のデメリットは、売掛先への印象が悪くなる危険性についてです。
ファクタリングが日本にも浸透してきたと言えど、まだまだファクタリングにあまり良い印象を持っていない経営者は多く居ます。ファクタリングを利用したことによって、下記のような印象を与える可能性があるのです。
- 売掛債権を売るなんて、資金繰りに困ってるのか?
- きちんと取引を行えないのでは?
- もしかして倒産するのか?
上記のように判断されてしまえば、今後の信頼関係や取引にも影響が出てきます。
3社間ファクタリングを利用する際には、信頼関係が築けている取引先の売掛債権を利用するようにしましょう。
また、売掛先への対応もしっかりサポートしてくれるファクタリング会社を選ぶのがおすすめです。
3-2:即日資金調達は出来ない
2つ目のデメリットは、即日資金調達は出来ないという点になります。
3社間ファクタリングは、売掛先から債権譲渡の承諾を必ず得る必要があるのです。
そのため、即日での資金調達はできず、平均2日~4日ほど時間がかかります。
今日または翌日中に資金調達をしたいと急いでいる場合には、2社間ファクタリングを利用するようにしましょう。
3-3:スムーズに契約ができない可能性
3つ目のデメリットは、スムーズに契約ができない可能性についてです。
3社間ファクタリングにおいて、売掛先から承諾を得るスピードでスムーズな契約が行えるかが変わってきます。
普段2社間ファクタリングを専門で行う担当者の場合、承諾を得るまでに時間がかかってしまう場合があるのです。3社間ファクタリングを利用する場合は、普段から3社間ファクタリングを取り扱うファクタリング会社へ依頼するようにしましょう。
4:3社間ファクタリングOK!安心できる3つの会社
3社間ファクタリングを安心して利用できるファクタリング会社が知りたい!
上記のように、3社間ファクタリングが利用できるファクタリング会社をお探しではありませんか?
売掛先へのサポート力がしっかりした、安心できるファクタリング会社を3つ紹介します。
- ① アクセルファクター
- ② 事業資金エージェント
- ③ ウィット
上記3つの中でも、利用しやすい会社はアクセルファクターです。
スピードに特化したファクタリング会社でありながら、3社間ファクタリングにも対応しています。他社と比べても、スピーディーに利用することができるでしょう。
さっそく上記3つのファクタリング会社について、詳しく紹介していきましょう。
4-1:アクセルファクター
- 株式会社アクセルファクター
- 東京都新宿区高田馬場1丁目30-14コルティーレ高田馬場1F
- 0120-542-471
アクセルファクターは、ファクタリング会社の中でもスピードが速いと評判のファクタリング会社です。手数料は2%~15%までと上限が明記されているので、安心して利用することができます。
また法人だけでなく個人事業主も利用することができ、審査通過率93%という高水準です。「他で断られちゃった…」という場合でも、アクセルファクターに相談してみてはいかがでしょうか。最短即日で利用することのできる優良店と言えます。
4-2:事業資金エージェント
- アネックス株式会社
- 東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル5F
- 03-6432-4469
事業資金エージェントは、業界内でも手数料が安いと評判のファクタリング会社です。
業界最安水準の1.5%~利用することができ、500万円までの申込なら来店・面談の必要がありません。最短3時間で資金調達することができ、緊急時にも十分活用できる優良店なのです。また、最大3億円までの大口案件にも特化しているので、企業の大型資金調達としても利用することができるでしょう。
まずは気軽に相談・問合せをしてみることをおすすめします。
4-3:ウィット
- 株式会社ウィット
- 東京都新宿区西新宿7-7-28第二山本ビル5階
- 03-6380-2277
ウィットは業界内でも珍しい「小口専門」のファクタリング会社です。
最小30万円から利用することができ、非対面式(来店不要)で即日利用することができます。小口専門だからこそ実現できるスムーズな取引方法が魅力的で、緊急時でも安心してファクタリングを利用することが可能です。
まとめ
3社間ファクタリングについて詳しく紹介してきました。
3社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社・売掛先の3社間で行う契約方法です。
手数料を安く抑えることができる一方で、スピード面や売掛先との信頼関係に注意する必要があります。
3社間ファクタリングを利用できる状況であれば、手数料の安い3社間ファクタリングを利用するようにしましょう。